goo blog サービス終了のお知らせ 

函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

アベ一強と痴呆爺体

2019年06月01日 13時59分48秒 | えいこう語る

▼トランプを多額の税金を使って国賓扱いにし、ゴルフや大相撲観戦など過剰な接待を行い、新天皇まで接待の役目に利用させた。しかし、アベ政権に対する猛烈な批判は、メディアから聞こえてこない。

▼簡潔明瞭に言えば【天皇を小馬鹿にした総理】という新聞一面の見出しがあってもよかったのではないだろうか。アベ総理は天皇の【政治利用】を、国税を使い堂々と行った【日本国民統合の象徴】に泥を塗った総理なのだ!。

▼と、私が某大手新聞社の編集長になった夢を見て、大きな声で叫んだところで、夢から覚めて思わず大きなくしゃみをしてしまった。

▼寝る時は部屋の中が暑く、明け方になると肌身に寒さを感じる。長い人生で体験したことがない異常気象が続いている。この異常気象も、すべてアベ政権が日本上空に停滞し続けることによるものだと「異常気象士?」の私は確信している。

▼もはや21世紀は、トランプやアベのような「自分ファースト」のトップが、跳梁する時代になったのだ。戦前でもないのに、統帥権はアベ総理に握られていると言っても過言ではないようだ。

▼沖縄県民の米軍基地反対など「旧土人法」のごとく勝手に人権を土足で踏みにじる。地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」は、電磁波による人的被害が危険視されているのに「問題なし」とし、山口県と秋田県に押し付けるようだ。

▼この押しつけは、やがて北海道にも現れるだろう。首相官邸と直結しているという鈴木直道を、道民は圧倒的支持で、知事に就任させたからだ。

▼高橋はるみは4期16年、鈴木は間違いなく今後3期12年は知事の座に居座る。北海道が28年に渡り、自民党に占領されてしまうのだ。

▼だが、占領されたというのは正解ではない。野党の無能力が、道民に自民党知事を誕生させてしまったからだ。さて首相官邸は鈴木知事を最大限に活用し、北海道にどのような圧力をかけてくるか。

▼31日の北海道新聞朝刊だ。旭川で原発から出る核のゴミの処分地選定に向けた、一般向けの説明会が行われたという。昨年は札幌で行ったという。

▼新知事登場で、説明会は加速するに違いない。なんといっても核のゴミ処理を行わなければ、世界中から『核爆弾製造目的』ではないかと非難を浴びせられるからだ。それに「9条改正」も、世界は問題視しているに違いないからだ。

▼北海道幌延町には、核のゴミの地下処分場研究施設がある。広大な大地北海道は、核のゴミの捨て場には最適だと、首相官邸は考えているからだ。

▼海岸から20キロ以内は、敵地だという。北海道の自治体は、過疎地が多い。JRの路線も乗客減で廃止傾向にある。過疎地は人もお金も無くなる。

▼そこがアベ政権の狙い目なのだ。貧乏自治体をつくりそこに多額の補助金をちらつかせる。核のゴミの処理方法は、それ以外に方法がないのだ。

▼IR法(トバク法)も、誘致候補地の大阪や長崎は、調査費用を補正予算に盛り込んだ。だが政府は、IR問題は参議員選の後まで、審議を伸ばすとした。

▼それに敏感に反応したのが鈴木知事だ。補正予算に調査費は盛り込まず、8月に回答を出すとした。7月の選挙でアベ政権が安泰になると、北海道のIR問題は一気に加速するだろう。

▼「疲弊した北海道経済を、このままにしておくことはできない。私は世界に向けた明るい未来の北海道のために、IRを積極的に受け入れる」と、若い鈴木知事は大いに語るに違いない。

▼さらに「日本国が困っている核のゴミ処理は、広大な北海道が責任を持って受け入れる。それが、21世紀の北海道の責任ある立場だ」と。【北海道に鈴木あり】というアピールをして、国の補助金を首相官邸から引き出すのだ。

▼可もなく不可もなかったはるみ知事から「核のゴミもIR法も心を広くして引き受けることこそ、北海道の新たな発展につながるのだ」という、アベ総理もかすんでしまう、おおらかで行動ある知事への変身ぶりに、道民は期待感を示すに違いない。

▼私も道民の一人として「リーダシップが発揮できる知事」を期待しているからだ。そうでなければ北海道の野党勢力が消滅してしまうからだ。アベ総理のような「強烈な知事」が出てこそ、北海道には正常な民主主義が蘇るのではないだろうか。

▼人口減、高齢化、財政難。地方自治体が万策尽きて「痴呆老人」が多くなった自治体を【痴呆爺体】と名付けたのは、今から40年近く前の私だ。

▼アベ一強体制は、そんな自治体を虎視眈々と狙っているのだ。6月4日、函館市で核のゴミ処分地の適正場所の説明会がある。

▼IR法の函館市内での説明会も、30人程度の参加だった
。新聞も小さくしか扱っていないせいだ。今回の記事も函館市での開催は、6月4日としかなく場所も時間も記載されていなかった。

▼役所に問い合わせ、会場は函館駅近くの【北洋ビル】で、午後6時半の開催だという。大間原発に近い函館市なので、なるべく多くの市民の参加を期待したい。