1964年の東京オリンピック。私は高校1年生だった。
日本中が燃え上がった。オリンピックの裏の顔「国威発揚」が、いかんなく発揮された祭典だった。
新幹線が走り高速道路が建設され、地方の若者は故郷を離れ大都市に憧れた。一極集中の国家形態は、1964年のオリンピックにより強固になったのではないだろうか。
戦争の悲惨さや原爆投下などは、このオリンピックを契機として、希釈されていったような気がする。
古き良き日本を捨て、経済大国日本に突入したのだ。
世界トップの経済水準を達成したにもかかわらず、やがてバブル経済と知っていながら、突き進み崩壊した。
戦争が負けるにもかかわらず、神風まで吹かそうとした特攻精神は健在だったようだ。
戦後極度に発達した文明社会をあざけ笑うかのような、3:11のあの大災害。
災害や原発事故の復旧もままならぬ今「キャッシュで35億ドルオリンピックに投入します」と、慎太郎親分の大言壮語を真似し、子分の猪瀬東京都知事は世界に公言した。「小男の身に回る知恵は知れたもの」だ。
アベちゃんは「福島の汚染水漏れは私が責任持ちます」とまでいった。
アベちゃん、あんたは配管か溶接の免許持っているのかと問いたい。
※うれしさも半月ぐらいか次期五輪 三等下

この二人は、世界に出てはずかしい日本人だ。
東北で被災された人々の心を、踏みにじっていやしないか。
次のオリンピックまであと7年ある。
それまではオリンピック景気に沸くだろう。次々建つ施設、様々な関連イベントで、マスコミもそれを盛り上げるだろう。
3:11は記憶のはるか彼方に追いやられるに違いない。
そして次のオリンピックまでの間に、消費税の増税も容易にし、国際貢献の旗が大きく掲げられ、軍国主義日本がまた頭を持ち上げるに違いない。
取り戻すのは神風が吹く日本ではない、戦争のない安心で安全の「節度ある日本」なのだ。
私の家系は男性が短命で、60代で亡くなっている。
2020年のオリンピック、私は満72歳になる。
「お父さん、あれだけオリンピックに反対していたけど、本当はもう一度見たかったのよね」と、妻が私の写真が飾ってある仏前で、つぶやいている姿が浮かんだ。
日本中が燃え上がった。オリンピックの裏の顔「国威発揚」が、いかんなく発揮された祭典だった。
新幹線が走り高速道路が建設され、地方の若者は故郷を離れ大都市に憧れた。一極集中の国家形態は、1964年のオリンピックにより強固になったのではないだろうか。
戦争の悲惨さや原爆投下などは、このオリンピックを契機として、希釈されていったような気がする。
古き良き日本を捨て、経済大国日本に突入したのだ。
世界トップの経済水準を達成したにもかかわらず、やがてバブル経済と知っていながら、突き進み崩壊した。
戦争が負けるにもかかわらず、神風まで吹かそうとした特攻精神は健在だったようだ。
戦後極度に発達した文明社会をあざけ笑うかのような、3:11のあの大災害。
災害や原発事故の復旧もままならぬ今「キャッシュで35億ドルオリンピックに投入します」と、慎太郎親分の大言壮語を真似し、子分の猪瀬東京都知事は世界に公言した。「小男の身に回る知恵は知れたもの」だ。
アベちゃんは「福島の汚染水漏れは私が責任持ちます」とまでいった。
アベちゃん、あんたは配管か溶接の免許持っているのかと問いたい。
※うれしさも半月ぐらいか次期五輪 三等下

この二人は、世界に出てはずかしい日本人だ。
東北で被災された人々の心を、踏みにじっていやしないか。
次のオリンピックまであと7年ある。
それまではオリンピック景気に沸くだろう。次々建つ施設、様々な関連イベントで、マスコミもそれを盛り上げるだろう。
3:11は記憶のはるか彼方に追いやられるに違いない。
そして次のオリンピックまでの間に、消費税の増税も容易にし、国際貢献の旗が大きく掲げられ、軍国主義日本がまた頭を持ち上げるに違いない。
取り戻すのは神風が吹く日本ではない、戦争のない安心で安全の「節度ある日本」なのだ。
私の家系は男性が短命で、60代で亡くなっている。
2020年のオリンピック、私は満72歳になる。
「お父さん、あれだけオリンピックに反対していたけど、本当はもう一度見たかったのよね」と、妻が私の写真が飾ってある仏前で、つぶやいている姿が浮かんだ。