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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

粋なおねえさん

2013年09月13日 12時58分58秒 | えいこう語る
AKB48やきゃりーぱみゅぱみゅ、この頃の若い子はとにかく元気だ。
しかしこの若さにはおじさんはついていけないどころか、息苦しくもなる。
こんな若い子たちに囲まれたら、酸欠状態になるのは間違いない。
都会というコンクリートジャングルで暮らしているから、感性が違うのだろうか。だいたいコンクリートジャングルという言葉を使っているようでは、半世紀昔の若者だとばれてしまう。
そんな若い子をテレビを観ていると、めまいさえしてくることがある。
だが、大海原でサーフィンを楽しむ女性なら、気持ちもおおらかに違いない。


先日店の定休日に草刈りをしていた。
20代後半と思われるすらりとした女性が、辺りを見回しながら歩いている。
何かを探すような感じだ。銚子ビーチでのそのような仕草は、たいていはトイレを探している。
休業中の工場の方に入っていった。ここは以前屋外にトイレがあって、サーファーも利用させてもらっていたが、今は閉鎖している。
間もなく戻ってきたので「トイレだったら店のを使っていいよ」と声をかけた。
そのおねえさん、にっこり笑ってこう答えた。
「ちょいと陰で済ましてきたの、気を遣っていただいてありがとうございます」と粋な返事が返ってきた。
初秋の空は高く、白い雲を赤とんぼが横切った。
おねえさんは再度サーフボードを小脇に抱え、大海原に元気に立ち向かっていくのだろう。
サーファーに話しかけるとほとんどが笑顔だ。
今朝も早くから、精神科に勤務する女性看護師さんが、波乗りを楽しんでいる。
彼女は仕事柄精神が疲れるという。
ここは魂をいやしてくれる場所だともいう。
彼女は美人だしとてもスタイルがいい。小麦色の肌がまぶしいのだ。
「とどほっけ銚子ビーチのサーファーガールとして、写真を撮らして下さい」と、おじさんはお願いしてみようと思っている。
「断られないタイミングとはどんなタイミングか」
おじさんの今年の秋の課題でもある。