山、山、山…

新学期開始早々、山なす仕事に向かい合っている。

今日は課題テストの日で、夏休みの宿題の提出日にも当たっており、机の上に提出物の山が…。

課題テストが終わった後で、採点する答案の山が…。

さらに、やはり夏休みの宿題で出していた読書感想文の山が…。(この山は小さめ。)

今日の午後から普通授業が始まって、そちらの添削や予習などもある。

宿題の山から順番に取りかかっていく。

それにしても、我々の仕事はこんなことばかりで、９割は村上春樹が言っていた「文化的雪かき」(確か、『ダンス・ダンス・ダンス』に出てきた)であるような気もする。

それでも、孔子だって、こういう日常の些事の処理を卑しんだりはしなかったし、「愚公山を移す」のことわざもある。生徒もテストが返ってくるのを楽しみにしている。「小を積んで大を為す」つもりでがんばろう。


　　土くれを箕(み)もて運びて山移すたとへもあるぞいざや励まん