日々のこと ふたたび南米チリにて

~南米生活はや11年。子供3人のママ。6年住んだリマを離れ、再びチリへ。育児、お仕事など日常生活を綴ります~

新しいお手伝いさん

2009-07-21 22:22:40 | チリの生活
またこの話題、しかも長文。すみません。

近々、仕事復帰することになりそうです。
で、ヒメを保育園に預けようと思ってましたが、
新型インフルエンザがこれだけ流行っている今、保育園は少々不安。
ダンナと話し合った結果、しばらくはお手伝いさんを毎日雇って家で見てもらうことにしました。

私にとっても保育園の送り迎えをしなくていいし、洗濯とか多少の家事もしてくれるだろうから、
負担が減ってスムーズに仕事に慣れていけるかも。
日本の一般家庭と比べたら超低収入なのに、お手伝いさんが毎日来るなんてニセセレブ状態でしょ?
でも、値段は保育園代とほとんど変わらないんです。言い換えれば保育園が高いとも言えるけど。

今までの人は、掃除はイマイチだけど、年配で性格が穏やかでヒメもなついていたのですが、
他の家でも働いているため、毎日来るのは無理。
というわけで泣く泣く辞めてもらい、先週から新しい人が来ています。

今度の人はペルー人。
実は面接のときの印象があまりよくなかったのですが、
月-金曜日、毎日来られる人はなかなかいないので、まずは1ヶ月お試しで働いてもらうことにしました。

今日で3日目。
彼女は日本人宅で働いたことはないので室内では靴を脱ぐことから教えてます。
悪気はないんでしょうが、ヒメに「チニータ」と言っているレベルですから。
和食は教えてませんが、米の炊き方、カスピ海ヨーグルトの作り方などを覚えてもらいました。
余裕ができたらペルー料理を習いたいなと思います。

お掃除、洗濯はちゃんとやってくれています。
といってもラテン人ですから、窓拭いてと言ったら、自分の手の届くところだけ拭いてましたけど。

ただ、性格がラテンというか、余計な一言が多いというか、かわいげがないというか・・・。
遅刻してきて謝らなかったり、ときどき、私のことをバカにしてるのか、悪気がないのかわからない微妙に腹立つことを言うので、
最初は本当にストレスがたまりましたが、日本にだって腹立つ新人社員はいるし、
「そんなこと言うもんじゃないよ」とはっきり注意したらちょっと楽になりました。

余談ですが、スペインでアパートシェアしていたコスタリカ人に少し似てます。
まあまあ気さくなんだけど、一緒にいるとうす~いストレスが貯まる子。
そういう子は国籍に限らずいますが、あまり気にせずにいたら、その子、私の家賃をネコババしようとしました。
私にラテンアメリカ人の先入観を与えた人でもあります。

どうもその子と今のお手伝いさんがかぶって見えてしまいます。

実際、彼女はペルーにいる息子に仕送りしているので、かなり生活を切り詰めている様子。
米が好きらしく、うちのごはんをいつも大量に食べています・・・。
カリフォルニア米、けっこう高いんだけどね。

ま、米食べるのはともかく、自分の安心のために盗難対策だけはしっかりしようと思います。

しかし、ホントのお金持ちは広い家だからいいんでしょうが、
ニセセレブなうちの場合、狭い家でずっと顔をつきあわせているせいか、
家事から開放されたというのに1日終わるとすごい疲労。

そして、肝心のヒメがまだ慣れていないんです。
昼間は私から離れず、お手伝いさんが帰ると機嫌良く一人で遊びます。
前の人は週1回しか来なかったけれど、すぐになついて最後は後追いしていたくらい。
今回の人は嫌いなのかも?もう少し様子を見てみます。

私もせっかくだから一人でお出かけしたいけど、まだヒメを長時間預けるには不安で家にいます。
それに、急に出かけていい状態になるとどこに行ったらいいのかわからない。
ちょっと阿部公房の「砂の家」を思い出しました(全然違うよ!)。




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