テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

りんごッ♪……?

2009-02-28 22:31:02 | 花雑記
 可愛い! 可愛いわ! なんて可愛いの!

「むぽぽッ♪
 ネーさ、そんなにィ、ほめられるゥとォ、
 テディちゃ、てれちゃうゥでスよゥ~♪」

 あら、テディちゃのことじゃないのよ。(←すげなくも、きっぱり)
 可愛いのは、これ!
 花屋さん店頭で発見いたしました、
 姫リンゴちゃんの鉢植えです!

「りんごッ♪」 (←何を考えているかは明らかです)

 白いお花が素晴らしく可愛いじゃありませんか。
 春の美、ですよね♪

「りんごッ♪りんごッ♪」 (←ますます明らかです……)

 ……テディちゃ、言っておきますが、
 リンゴには沢山の品種があって、
 この姫リンゴちゃんは食用よりも
 鑑賞優先の種だと思いますわ。
 食用に適した小粒リンゴ栽培の本場は、
 イングランドでしょう。

「…………ぶゥー!」 (←夢やぶれて、おかんむり中です)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こちらも忘れずに!のユーモアミステリ。

2009-02-28 12:25:13 | ブックス
「むむゥ?
 ネーさ、これはァ、くじびきィでスかァ?
 きのうはァ、はずれッ!
 きょうはァ、あたりィ??」

 そうですね、テディちゃ。
 『はずれ』があるなら、その反対だって!
 という次第で、
 前回ご紹介しました作品の姉妹編がこちらです。はい、どうぞ~!


 
            ―― 大あたり殺人事件 ――

 

 著者はクレイグ・ライスさん、原著は1941年に発行されました。
 英原題は『TEH RIGHT MURDER』、
 原題名も前作がWRONG、こちらがRIGHTと、
 対照的になっていますね。

「ふむふむッ!ぞくへんッ、なのッ?」

 『大はずれ…』で描かれた事件の、
 すぐ後に、また新たな事件が起きてしまったんです。
 ただ、この御本では、
 のっけから事件に『指名』されるのは、
 シカゴ随一の敏腕弁護士を自称する
 弁護士のジョン・J・マローン氏。

 或る男が、酒場へ入ってくるなり、
 マローンさんの名を呼んで、
 そのまま、こと切れてしまいました。

 時、あたかも大晦日の夜。
 いえ、シカゴ警察のパトカーが到着したのは、
 零時を回っていましたから……
 マローンさんにとって新年の幕開けが、これ、なんですね。

「ふァふゥ~、さいなんッ、でス!」

 被害者は、だれ?
 なぜ俺の名を呼んだんだ?
 いや、ちょっと待てよ……?

 マローンさんは思い出します。
 『大はずれ殺人事件』で、
 親友ジェーク・ジャスタスが
 奇人の富豪女性モーナ・マクレーンと
 賭けを約束したことを。
 ――殺人をやってみせるわ、捕まらずに。

「ぷゥ! いやァ~なァ、よかんッ!」

 豪華ナイトクラブ『カジノ』所有権を賭けての、
 これがモーナの犯罪?
 新婚旅行で喧嘩をし、
 シカゴに戻ってきたジェークさん&ヘレンさん夫妻とともに、
 マローンさんは調査に取り掛かりますが……

「おおしごとォにィ、なりそゥ~」

 万人向け、というよりは、
 洒落の分かるオトナ向けのユーモアミステリ作品です。
 アガサ・クリスティさんは、
 著者ライスさんをとても高く評価していたそうですよ。
 すばらしい作家さんだわ!
 でも、やたらとお酒が出てくるのはどうもね~、と。

「ふァいッ? おさけェ?」

 ですので、お酒好きさんにもぜひ!のお薦めミステリです♪ 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする