テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

薫堂さん、おめでとう!

2009-02-23 22:45:11 | その他
「やッたでスゥ!
 ネーさ、やッたのでスよゥ~ッ!!」

 やったわね、テディちゃ!
 映画『おくりびと』が、
 米国アカデミー賞外国語映画部門でオスカーを獲得しました!
 
「きゃぽォ~♪ おめでとォ~♪」

 FMヨコハマのヘヴィリスナーである私たち、
 土曜日朝に放送中の『フューチャースケープ』で
 パーソナリティーをつとめている小山薫堂さんの大ファンです!
 そして、小山さんが脚本を担当されたのが、
 映画『おくりびと』……

 思えば、感慨深いものがあります。
 映画の公開前に、番組中で小山さんはこう述べておられました。
 ちょっと面映げに……。

 《地味な作品です、どうか応援をお願いします》

 時は流れ、
 その地味な作品がモントリオール映画祭で賞を得、
 ロングラン上映となり、
 日本アカデミー賞を総ナメにし、、
 小山さんは読売文学賞も受賞し……
 そして、ついに! 米国のアカデミー賞まで!

「うゥッ、えぐッ、えぐッ」(←滝涙!)

 小山さんおめでとうございます!
 心より、お祝いを!

「おめでとォなのでスゥ~!
 ぐええェ~んッ!」(←嵐涙~!)

 現在発売中の、雑誌ブルータスのテーマは、《ラジオ》。
 小山さんの『フューチャースケープ』も
 取り上げられています。
 ラジオをお持ちの方は、ぜひ聴いてみてくださいな~♪

「うえェッ、ぐすんッ、
 くんどーさんッ、ほんとにィおめでとッ!」
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迫力のポリス・ミステリ!

2009-02-23 12:49:01 | ブックス
 雨ですねえ、テディちゃ。

「あめェでスよッ、ネーさ!」

 寒ぅ~い雨天の東京・多摩地方から、こんにちは、ネーさです。
 アカデミー賞の行方にはらはらしつつ、
 さあ、本日は話題の作家さんのミステリを御紹介いたしましょう。
 こちらを、どうぞ~!


 
            ―― ストロベリーナイト ――



 著者は誉田哲也さん、単行本は’06年2月に、
 文庫版は’08年9月に発行されました。
 警視庁捜査一課の警部補・姫川玲子さんを主人公とする
 人気シリーズの一作品です。

「むむゥ!
 ぽりすゥうーまんさんッ、でスかッ」

 そうですね。
 日本は全体に男性社会で、
 しかも警察となると、
 『超』がつく男性社会&階級組織であるようです。
 
 そんな環境で、
 でも負けないわよっ!
 と、日夜果敢に捜査に携わっているのが、
 姫川警部補さん。
 そこらへんのOLさんなら
 気絶しちゃうような場面にも、
 姫川さんは臆さず、突撃、いえ、突き進んでゆきます。

 そうはいっても……今回は、なんだか、めげそう……。

「ふァ~、たいへんなァじけんッ、なのでスねッ?」

 事件も大変だし、
 同僚との人間関係も大変だし、
 プライヴェートも大変なことがいっぱいです。

 部下の刑事さんたちの目にも、
 姫川さんの憔悴は明らかでした。
 が、刑事さんたちの心配を、
 姫川さんの焦燥を嘲笑うかのように、
 事件は収束どころか、拡大の様相を見せ始めます。
 幹部たちも把握できないほど、
 広範囲に、そして、残虐に……。

「えェッ?!?
 うゥッ、こ、こわいィ~ッ!」 (←両耳を塞いじゃいました)

 正直に申しまして、
 読むのがつらい、きつい、酷な描写も、
 この御本の中には、あります。
 コージーミステリが何より好き~という御方には、
 向かない……かもしれません。

 一方で、多くのミステリファンさんが、
 この御本に、
 姫川警部補の孤独な闘いに声援を送っています。
 負けるな、頑張れ! 踏ん張れ!と。
 これは、魅了されずにはいられない、
 一人の警察官のものがたり、でもあるのです。

 事件の犯人は?
 全容は?
 ストロベリーナイトとは、何を意味するのでしょう……?

 未読のミステリファンさんは、
 どうぞ一読を!
 最終ページまで、ノンストップで!

「こ、こわいィしーんはァ、ぱぱぱぱ、ぱすゥッ!」

 いいえ! ミステリファンは、立ち向かいましょう!
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