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斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

天罰が下ったのかと

2012年12月13日 | weblog
このニュースを聞いた時に思わず、タイトルのように思ってしまったのは不謹慎でしょうか。

地震後の対応が後手後手感が否めなかったのに、しれっと立候補している元首相が選挙活動中に、単独の交通事故を起こし、候補者を含む3名が負傷しました。

警察の発表によると、事故が起きたのは「交差点を右折しようとした際に、中央分離帯の鉄柱にぶつかった。」とのことなので、何となくキャブオーバー車に不慣れな運転者が、内輪差が分からなくなって、鉄柵を撒き込んでしまったのではないでしょうか。

運転席側をぶつけるというのは非常に未熟な運転、注意に欠けた運転によって起きるものでしょう。
怪我したのは身内ばっかりのはずですが、負傷者を出してしまったので、運転者は自動車運転過失傷害の疑いで事情を聞かれているようです。

交差点内・比較的低速度での単独事故なのに負傷者が多く、その被害が大きいのは、立候補者を含めてシートベルトをしていなかったからなのです。
選挙活動中の事故なので、当該事故に関しては違法行為ではないのですが、改めて全席でシートベルトを締めること重要性を知らしめた事故ではないでしょうか。

選挙カーが脱輪しているのは見たことがありますが、候補者本人が乗っている車が事故というのはなかなか珍しいのではないかと。
こういった珍しい事を起こせるぐらいに恵まれた運を持つ方の可能性もありますが、どういった方向に作用するか読めない怖さを持っているような。。

まぁ、候補者が再起不能になるような怪我が無かったのと関係者以外を撒き込まなかったのは、不幸中の幸いでしょうね。

補足
道路交通法施行令第26条の3の2 第1項第8号という特別規定により、車両による選挙活動中はシートベルト装着義務免除の規定されています。これは調べました。
ということは、立候補者・応援者共、被害が大きくなるのは覚悟というか合意の上なので、情状酌量になるんですよね。

イヤーカー選考に思う

2012年12月11日 | クルマ
COTYの方ですが、10ベストカーに残るまでの選考過程が不透明なんだよな。
どういった篩掛けがあったのか、ここがものすごく気になります。
別に全部のノミネートカーの特典を公表してもいいような気もするんですよね。
革新的な技術の採用なんかで、下馬評通りとなってしまうのは当然のことなんです。

今年度の選考結果からわかることは、10ベストカーに漏れた車種は特典は9点未満(N BOX/N BOX+の得点より判断)であったという事なんでしょう。

10ベストカーとはいえ、N BOXシリーズのイヤーカーとの得点差が354点というのも気になりますが…

9点未満の車種は以下の20数車種になります。

◆トヨタ
プリウスPHV
アクア
レクサスGS
カローラ アクシオ/カローラ フィールダー
ポルテ/スペイド
オーリス
◆スバル
インプレッサ G4/SPORT/XV
◆ホンダ
CR-V
◆三菱
ミラージュ
◆フォルクスワーゲン
CC
ザ・ビートル
◆メルセデスベンツ
Mクラス
Bクラス
SLクラス
◆アウディ
A1スポーツバック
Q3
◆ポルシェ
ボクスター
911
◆ジープ
コンパス
◆シボレー
ソニック

話題性や現時点での販売台数が、必ずしも受賞につながるものではないですし、時に不可解な選出もされることもあるのは、iQ事件で有名な事でしょうし、不可解な選出の裏には不可解なノミネートもあります。
審査過程には接待攻勢の噂がチラツキ、それには成功例もあれば失敗例もあります。

CX-5の受賞に不満があるという事ではないのですが、同メーカーで同じクリーンディーゼルを搭載するアテンザがノミネートに入らないのは不思議な感じがします。
あんなにディザー広告や限りなく広告のような記事があったのに、今年度のノミネートではないのは何となく腑に落ちない気持ちもあります。

より、カー・オブ・ザ・イヤーを魅力的なものとするには、選考員が10点を入れた車に関しての短評(何かに倣って、140文字としますか?)を寄せるというのはどうでしょうか。
こうすれば、ひとりの選考員しか10点を付けなかった車種の意外な魅力に気が付くかもしれないし、イヤー・カーに選ばれた車でも、それぞれの着目点があることに気が付くかもしれません。

補足
個人的にはノミネートされたのに0点だった車種は知りたいですね。
逆にひとりだけ2点とか3点話入れてしまった、何となく義理を感じてしまうような車種は双方の利益(なんのこっちゃ!!)のためにも、握っておくべきだと思うので。。
別に悪い車というわけではないのでしょうが、その年の空気として、どの選考員にハマらなかった車種という事で関心が湧きます。

日本仕様が片手間に感じた時

2012年12月06日 | ニューモデルの話題
3代目にして、ブルーバードの名が落ちてしまい、各方面で話題となった、新型シルフィの話題です。

世界的には、パルサーの車名が復活したことで話題になったモデルの日本仕様という位置付けになると思います。
個人的には、日本市場でもパルサーでもよかったような気もしますが、セダン市場が冷え切ってることもあってか、既存モデルの後継として登場しました。

サブネームの昇格なのにブランニュー車のような言いっぷりのプレスリリースには、「ティアナからのダウンサイジングにも応える。」と謳ってありましたが…
全幅1760mm、全長4600mmなので、FF化した頃のセフィーロとほぼ変わらない大きさがあり、ダウンサイジングしても大きさを持て余すことが少し減るぐらいでしょう。
しかし、小型車枠に収まっていた従来型のユーザーからすると、ビックリするほど大型化したということになるのに、そこにはあえて触れないのですね。
実態的にはどうだったのか分かりませんが、初代アクセラのように普通車枠(3ナンバー)化しても、小型車枠内のファミリアと同じ様に取り回せるアピールをしていましたが、シルフィではそれがないということは、まぁ駄目なんでしょね。

まだ実車には触れていないので何とも言えないところがありますが…
サイドブレーキのレバーの位置が、右ハンドルの車だと裏焼きした写真を合成してしまったかのように、右ハンドル車で左手で操作するには向いていない位置についています。

これは、おそらく右側通行(要は左ハンドル)のほうが生産台数が多くなる予定の車で、センターコンソールを作り分け事すらコストを割けない車ならではの対応なのかもしれません。。

ここの部分の造り分けにコストを割けないのであれば、思い切ってレバーは真ん中に配置するとか、足踏み式や電磁スイッチ式にしてしまうとか、もう少し上手いやり方があったはずなんですけどね。

でも、足踏み式や電磁スイッチ式にしなかったのは、この車のもっとも売れる仕様が、左ハンドルのマニュアル車と想定されているからなのかもしれません。

決して、シルフィだけではありませんが、日本仕様がついでにラインアップしたような車が増えているのが寂しいような気がします。

確かにセダンの市場は小さくなったのは間違いのない事実です。
今、セダンを選ばれている方の中には惰性で選ばれているように見えて、細かな自分ならではの拘りと選択基準で購入しているのかもしれません。

これで売れないという実績を造られ、引導を渡されるというか、梯子を外されるというようなことにならないことを願います。

補足
グレードでほぼ仕様が決まってしまうぐらいにメーカーオプションの設定の無さにも驚きました。
PDFをダウンロードして開いた時に、黄色がなく、注意書きが少ない事に驚きましたよ。

鬼に金棒的な1台

2012年12月01日 | クルマ
意外とこういう車の新車って触れる機会がないです。

震災復興関連の業務で、長距離移動と本社(宇都宮市某所)から長期間離れることが多くなったので、思い切って増車した新車を見る機会に恵まれました。

建設会社にやってきた新車なので、当然働く自動車です。
その車とは、トヨタ・ダイナ2WDでディーゼルターボのダブルキャブ・標準デッキ・フルジャストローの2トン車です。
これの5速MT車で、ダイナらしいブルーでした。

4ナンバー、6人乗り、最大積載量2トン(荷台長は7尺)、現行の普通自動車免許で運転可能(総重量4.7トンぐらい?)、最小回転半径は4.4mと小回りが利き、高速道路は普通車料金で乗れるという、隙のないモデルですが、この手のトラックに全部設定されているわけではないらしく、ダイナ/デュトロを指名買いされる方の多いモデルらしいです。

まさに最強の組み合わせと言いたくなるような、多くの人を乗せて、何処にでも行けて、何でも積める、稼げる車の代名詞ではないでしょうか。

唯でさえ人気の高い、標準ボディのダブルキャブ車に新明和の“すいちょくゲート(最大リフト質量600kg!)”の架装をしているので、荷役性はさらに向上しております。
ひとりでも、3KVAクラスのガソリン発電機(60kgぐらいある)を積み下ろしすることが出来ます。

本当は新車まで奮発する予定はなかったそうですが、3.11以降、慢性的なタマ不足による中古価格の高騰で、予定していた納得のいく中古車体にすいちょくゲート架装というのは難しくなったので、思い切って購入したそうです。
おかげさまで、盗難が心配で仕方がないそうです。

3.11以降、昭和61年式の1.75トン車、Nox・PM不適合、ハケ塗りによる全塗装、荷台の底は縞鋼板で張り替え、極東開発のリフトゲート付(平成3年架装)、走行距離数は60万km超えの車体でも、譲って欲しいとのオファーがあるぐらいですから。。

あまり陽の当たることはありませんが、いわゆる神パッケージ車です。
人気のあるモデルらしく、強気な価格設定と言う気はありませんが、新車で購入するには500万円前後の予算を用意する必要があります。
やはり、稼ぐには事前に投資しないとだめなんだと痛感させられた1台です。

本当は、もう少し燃料タンクが大きければ文句無しなんだそうですが…

補足
意外と車はこれと2トンダンプがあれば、結構な土木仕事までが出来てしまうんですよね。
今週後半の更新をお休みした時は、一緒に夜間工事の現場に出ておりまして、27日の大安に納車したこの車の話題で持ちきりになりました。
余談ですが、社長さんの仕事車は以前はどんな山の現場にも入れて、以前だと高速道路を100km/h巡航が許されているという事で、ジムニーシエラです。助手席側には椅子を畳んで仮眠ができるように何も載せていないのが拘りです。