斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

根強い人気車種みたい

2011年01月26日 | クルマ
勤め先に万が一用にあるランドクルーザーの話題を少々。

栃木ナンバー故に生き長らえている、平成5年式のランドクルーザー3.5D-LXです。

新車時から会社にあるので、もうすぐ18年で25万kmを迎えます。
整備は新車時からディーラー実施ですが、現場車なので綺麗ではなく、ヘコミ・キズだけでなく、サイドシル、ウインドウ下には浮き錆びが結構出ています。最近気が付いたのですが、フロントバンパーは、フォグランプステーが悪さして凄い事になっているのです。

一般的なあつかいやすさがあるかどうか分かりませんが、5気筒ディーゼル、マニュアルハブ、PTOウインチ、前後ともリーフリジット、デフロック付き、5MT、寒冷地仕様、小型貨物、600kg積み、純正オプションルーフキャリアベース付きです。
エアコン、パワステ、リヤワイパー、AM/FM電子チューナーラジオ、2スピーカーと快適装備も充実しています。
古典的なマニュアルハブのパートタイム4WD車なので、四輪駆動に切り替えるには車外に出る必要があります。

運転席のドアトリムには、四輪駆動への切り替え方と四輪駆動のまま高速運転を禁止する注意書きが20mmのテプラで貼られています。

さらに、この車はNox・PM法に適合していないディーゼル貨物車なので、乗り入れ規制に引っ掛っているので、利根川を超えて埼玉県から先に入る事は出来ません。
そんな理由で、グローブボックスの蓋には、それらの注意を示すテプラが貼られております。

極め付けに…
シフト廻りのフロアカーペットには、PTOウインチとデフロックの使い方が書かれたメモをラミネートパウチしたものが、ベルクロスで貼ってあります。(フロアからレバーは3本生えています。)

某ダム事務所から山越えをしている途中の休憩所で、クロスカントリー車が好きそうな方に声をかけられまして、この車の良さを熱く語って頂きました。

先客だった、当方達が乗ってきたランクルのテプラを見て、「通過規制でいいのであれば、Nox・PM規制の解除は買い替えるより安く、簡単に出来ますよ。」と話しかけてきたのが始まりでした。

この車の現状での買取価格の目安や中古車として店頭に並ぶ際の予想価格なども聴きました。
商用車らしく、買取は安く販売価格は高くでしたね。(外装仕上げが必要な車ですけど。。)

その方は、Nox解除し、乗り入れ規制に適合させた80の観音ナローGXに乗っていました。
そういった車を扱うショップに勤めている方なのでしょうか。。

個人的な偏見ですが、5気筒ロングって不人気だったような。。
1HZ型6気筒4.2Lディーゼルじゃないと、値段が付かないと聞いた事があったので。。
PZエンジンマニアという方がいるのでしょうね。きっと。。

この頃のランクルは、市街地を軽快かつ快適に走る事をあんまり重視していないので、乗り心地はキャブサスのあるトラックより遥かに悪く、轍にはハンドルが1回転ぐらい取られる事があるので、パワステが付いていても軽いとは言えない常に力を入れて握りしめる必要があります。
シフトフィーリングは、ストロークが長くはっきりしません。
四輪駆動にすると恐ろしいほど小回りが利かなくなるだけでなく、タイトコーナーブレーキング現象もバッチリ味わう事が出来ます。
薄っぺらいカーペットが敷かれただけの車内は、ロードノイズや風切り音は豪快に車内に入ってきます。

FRPトップや幌屋根のショートホイールベース車と較べると、かなり乗用車的だそうですが。。

でも、不整路や悪路に持っていくとこれらの条件が、プラス方向に作用し、感心する走破性能を発揮します。

県内や近隣県には、@@ダム工事事務所なんていう客先があるので、この性能が役に立つ事もあります。
災害復旧の仕事を受けた時には、最前線に迎える唯一の車になる事もあります。

特にこの時期は、安心感が違います。
RAV4やエクストレイルでは行けない所に行く仕事があるのです。正確には行けるけど帰れなくなるかも。。

補足
まぁテプラを貼ったりラミネートパウチした紙を置いたりしたのは、当方だったりする訳ですが。。