goo blog サービス終了のお知らせ 

斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

モーターショーの楽しみはパーツメーカー その1

2009年11月06日 | カーショー見聞録
モーターショーが終わってから、モーターショーネタを揚げるセンスの無いブログです。

参加企業が減った中で、外国車メーカーは話題になりましたが、パーツメーカーも大分減ってしまいました。

モーターショーはコンセプトカーの煌びやかなステージを望んだり、普段お目にかかれない外車をマジマジと見るのも良いですが、パーツメーカーさんのブースに足を運んで、あの車のこんな部品を眺めたり、コンセプトカーに採用された技術を違った角度から眺めるのも楽しいものです。

たぶん、中学生の当方はこういったパーツメーカーブースで現在は一般的になった、「ディスチャージ式ヘッドライト」に出会いました。

思い出話ではこのぐらいにして、今回のパーツメーカーブースの傾向も当然な事ですが、車やバイクと変わらず、環境(エコ)への対応でした。

基盤を使う部品は軒並みRoHS対応をカンバンに揚げるようになりましたね。
鉛フリー基盤、絶縁皮膜にダイオキシンを発生させない素材を使い、カドミウムを用いなくても従来品と変わらない柔軟性を持ったワイヤーハーネスや六価クロムを用いないメッキ等々色々ありましたね。
同じ環境部材としては、トリム部の基材へケナフボードの採用や植物油脂を使った樹脂パーツ、植物由来素材で使ったシートのスポンジなんていうのもありましたね。

環境性能に優れた自動車はハイブリッドやEVというメカニズムだけではなく、分別解体が出来て、自然に戻る素材を使うことも大切になって行くのでしょうね。

自動車リサイクル法が立法から施行に至ったのは、重金属や有機塩素化合物を含んだシュレッダーダストの処理問題(香川県の豊島事件とか)が原因になっていたと思います。

自動車のボンネット裏に「RoHS」なんて貼られる日も来るのでしょうか?

補足
パーツメーカーブースは興味深いところが多いのですが、あまりにもプロ同士の交流場になっているところやキャンペンガールメインになっているところもあります。

その答えに唖然とした。。

2009年11月04日 | カーショー見聞録
本日で終わってしまいましたが、モーターショーの会場に行く楽しみを少々紹介したいと思います。

モーターショーの魅力のひとつといえば、技術員や説明員といった方と直にお話(質問)が出来ることです。

かねてからの疑問を若干オーソライズして、各メーカーの方に尋ねてみました。
それは、「ミニバンの2列目や3列目の中央座席にヘッドレストや3点式シートベルトを採用しないのか。」です。(当方のつまらない拘りではなく、早く一般化して欲しい事です。)
キャプテンシート車や3列目は2人掛けであった場合は、該当する箇所に関しての質問事項になると思います。

現状は惨憺たるモノです。
同一メーカーの同程度の大きさや価格帯のセダンやステーションワゴンには装備されているのにミニバンになると、何故か省かれている装備です。
ミニバンは国内専用モデルが多いですが、稀に輸出しているモデルには標準で装備されていても、国内モデルにはオプションですら用意されていないなんていう酷い場合もあります。

モーターショーを前にフルモデルチェンジしデビューしたモデルにも装備されていないのには驚きました。
このメーカーのミニバンは11年前にアメリカから逆輸入したモデルには装備されていたのに、その後の国内モデルには装備されていないのは不思議です。

メーカーAは・・・
採用車種の反応を見て順次採用を拡げていく予定です。
メーカーBは・・・
定員乗車の機会が多い方は弊社の車種を選択される方は少ない。
メーカーCは・・・
お客様の好みの問題でしょう。
メーカーDは・・・
国産車で標準装備されている車種はありましたか?
メーカーEは・・・
それぞれの国の法的な規制とお客様の利用実態を考慮した装備を採用している。
メーカーFは・・・
4名か6名乗車で使用されているお客様が大多数で、必要とされている方は少ない。

ユーザーの問題なの?メーカーからは提案しないの?
当方が聞いた方の答えが、そのメーカー全体の意向だとは思いませんが、カンバンを背負った方の答えなので、ある程度は汲み取れると思います。

もう、保安基準の改正しかないね。ひょっとしたら、ハイマウントストップランプと同時期に義務化すべきだったのではないでしょうか。

メーカーBからFに対するアイロニー的に・・・
定員分のヘッドレストと3点式シートベルトを欲しがるというかなり変わった個人的な好みの問題で、もしミニバンを購入する際は1メーカー、4車種の中からしか選ぶこ
とはありません。しかも、1車種は納期の掛かるオプション(MCで変わったかな?)を選択する事が必須になりますが。。
定員を載せる資質に欠けた車の走行性能やメカニズム、装備をアピールされても、好みの問題で選択肢に入りません。

補足
A社はどこだかわかるとは思いますが、あとは想像にお任せ致します。

41th東京モーターショーに行ってきました ~期待編~

2009年11月02日 | カーショー見聞録
雑感編はアクセスアップを狙った写真チョイスです。

今回は会場内で発売が最も待ち遠しい、参考出品者を紹介したいと思います。

個人的には本当に会場の隅のほうでしたが、こういう車が展示されていて、当方に限らず、多くの方が足を止めていたので、今回のショーは安心してみる事ができました。

11年ぶりのフルモデルチェンジはキャブオーバースタイルに戻ります。
最小回転半径が、現行型の4.3mから3.6mになるのですから、認定道路であればUターン可能になるというスペックには驚かされます。
ミゼット以来の伝統なのでしょうか、代々小回りの強さを売りにしたハイゼットの3.7mやキャブオーバー&ショートホイールベース化して小回り性能を追求したキャリィと並ぶモデルになりました。(アクティはこれらのモデルと比較して、圧倒するキャビンの広さがありますからね。)



現行型がセミキャブオーバーでT360風ならば、キャブオーバーの次期型はTNトラック以降の伝統モデルといったところでしょうか?

伝統のウルトラロー&リバースとデフロックの付いた農作業仕様車にも期待したいです。

補足
すでに市販車ですが、110cc&4速リターン化したカブと並んで、ホンダの展示内容は充実していたと思います。

丸ライトに丸ウィンカーになると、角々していた頃が恋しくなる天邪鬼な性格。。
このスペックにより中華製のパチモンにオリジナルのスペックが近づいたというのはなしです。。

41th東京モーターショーに行ってきました ~雑感編~

2009年11月01日 | カーショー見聞録
意外と空いていました。

入場者数的なものや参加企業数的なものだけでなく、各ブース内の展示車の密度も閑散とした印象がありました。

ただ、人の溜まるところにはキチンといましたね。
異常なまでに企画展の完成度が高かったし楽しめたということを差し引いても、つまらなかったということは無かったと思います。

変な接待ルームもなくなっていたし、カメコも大幅に減り、ゆっくり見ることも出来ましたし、体感イベントも結構参加できました。

人が沢山いたところとして、話題の二車種を2カットずつ。(VGAサイズです。)

まずは、ホンダのハイブリッドスポーツのCR-Z


個人的には、一番らしさをみせていた、サイドライン。


同行した方(EF7保有暦あり)は、後ろ姿のほうがらしいそうですが。。

ホンダはバイクとブースが統合されていて、より一層見やすくなっていましたね。
定時にやっていたイベントは、会場内ではピカイチのにぎやかさでした。

つぎはハチロクの再来というと、期待過剰になりアルテッツァのようにコケてしまうのではないかと不安なFT-86コンセプト。


スペシャリティーカーという言葉を思い出しそうなフロント回り


曲線的なラインは、レビ/トレじゃなく「セリカ」のほうが似合うよねと思ってしまう、後ろ姿

補足
もう少し続きます。

前売り券が届いた

2009年10月17日 | カーショー見聞録
41回目を迎えた、東京モーターショーの前売り券です。

今回は不況で、規模が縮小されておりますが、お値段は据え置きです。(まぁ会場の利用料の兼ね合いがあるから仕方がないのでしょうけど。。

多くの海外メーカーの撤退や参加メーカーも展示規模の縮小がアナウンスされていますしね。
そんなわけで、開催前から、「ツマラナイのでは?」という空気が流れています。
確かに、モーターショー前のニューモデル発表も少なくて、その空気が現実のものである事をより、漂わせていますが・・・

でも、当方は行きます。
だから、前売り券を注文し、本日の到着に至ったのです。

今年のモーターショーは会場が幕張に移ってからちょうど20年目の記念すべきモーターショーになります。(個人的には、幕張開催になってからは皆勤賞で行っております。)

バブルのイケイケな空気を後押しして、晴海からより広い幕張に移りました。
その後は規制緩和や新興国の参加、そしてショー自体の世界的な位置付けの向上もあり、年々会場が狭く感じるように出品社が増えていきました。
ピーク時は隔年開催ではなく、毎年開催になったこともありました。。

今回の東京モーターショーは環境的にも経済的にも岐路に立たされた感のある自動車業界の今後の在り方を示す機会なのではないでしょうか。
ハイブリッド車が月間販売台数の1位を取ったり、電気自動車が大々的に発売されたりしている都市ですからね。
意外とオ○ックスあたりが、カーシェアリングのシステムを展示するかもしれませんし。。

太客を接待する場とカン違いしている、インポーターが音頭を取った外国メーカーのブースや猿山のように眺めるしかブースがなくなると思えば、個人的には清々とした気持ちで見ることが出来るような気がします。

これは、商用車や部品のブースが大好きな当方の意見です。

補足
1987年(昭和62年)が晴海で開催された最後のモーターショーです。(ちなみに昭和のモーターショーとしても最後)
これに小学校3年生だった当方は初めて連れて行ってもらいました。
そして、当方が保有するコロナもこの年に登録されています。