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斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

エコノミーカーとしてのクリーンディーゼル車

2013年09月09日 | 車選びの考察
週末はお台場で開催された自動車のイベントに行ってまいりました。
写真もありますが、それはもう少し後のエントリーで…

まずは、そこで会う約束をした遠方に住む方とのお話しがタイトルになります。

その方は、下駄車としてデビュー当初のエクストレイルのディーゼルを購入しました。
ただ、新車で購入したのではなく、兵庫日産で展示・試乗用に使われていた登録落ち車を購入し、この度の2回目の車検を機に手放したそうです。

手放した理由は、調子が悪くなったとかではなく、意外と維持費がかかるからだそうです。

R35のGTRよりは安いけどR34のGTRよりは高いという、専用のエンジンオイル。
保証が効かなくなる可能性もあるので、10万kmまではディーラーで指定品を交換したそうです。

とても高価な大容量バッテリー(110D26L)
1度交換したそうですが、出先で急遽ことだったので、数店舗問い合わせた上に4万円近く掛かったそうで。。
ネット通販&自力交換でも2万5千円以上かかるようです。

渋滞に嵌ったり、街中での使用が続くとDPFの手動再生の頻度が高く、実用燃費は思ったほど伸びない。
燃費は伸びないのもともかく、安定しないのも悩みだそうで…
平均燃費はどんなものと聞かれると、リッター8~14キロぐらいと答えたくなるぐらい、季節を問わず激変する事が大かったとか。
ヒト桁燃費は、首都高で渋滞に嵌ってDPF手動再生かそうならないように回し気味で東名を走ったりすると、普通にある燃費とのこと。

ガソリン車に比べてエンジン回りだけで100kg近く重くなっているので、フロントに負担が掛かるらしく、あっと驚くような距離でも、フロントハブベアリングにガタが出るようになる。
今まで乗り継いだ下駄車の中で、最大の回数ハブベアリングを交換したそうです。

GTグレードの18インチはタイヤ代がとても高く、重心が高い車のせいか驚くほどタイヤが持たない。
スタッドレスタイヤも含めてですが、14万km走るのに5セットもタイヤを購入することになったそうです。

次に購入したのは、小改良と特別仕様車の登場により、大量に放出されたプリウスアルファの5人乗りになったそうです。(マジックで名前を書いとかなくてはならないほどたくさん走っている、スーパーホワイトのSにLEDロービーム付とのこと。)

5年で15万km走るエコ(ノミー)カーとしての活躍を期待しているそうです。

アイドリングストップを売りにしたガソリン車も結構調べてみたら、エクストレイル以上に高額かつ専用のバッテリーを使わなくてはならないものもあるという事もあり、バッテリー交換で浮かしたガソリン代が回収されそうで、あまり得ではないし、専用バッテリーが出先でのトラブルに弱そうなので、考えに合わないだろうという結論に至ったそうです。

走る楽しみとか操る楽しみとか手を掛ける大変さは、もう1台の趣味車で充分に味わっているので、普段使う車ぐらいは、気軽に乗れて、街に紛れる車がいいそうです。

エクストレイルは使い勝手自体はいい車だったけど、普段乗りの考え方には合わなかったようで。。

補足
エクストレイルと入れ替えたプリウスアルファも登録落ち車です。
平成25年3月登録で、旧ナンバーは宇都宮301、購入先は栃木トヨタのマイカーセンターとのこと。
旧津久井郡になる町にも納車してくれるらしいし、神奈川トヨタに正規に点検は引き継いだのも、兵庫日産から神奈川日産へと変わることはないそうです。

おススメの仕様の提案に思う

2013年07月25日 | 車選びの考察
結構な数のディーラーをまわって共通して気になったことなんですが。。

買い替えを検討しに来たお客さんのあまり車を見ないような気がします。

全く見ないといことではないのですが、車検証の確認だけで済ますことがあまりにも多かったような。
査定を依頼しない限り、あまり細かく見る事は出来ないのかもしれませんが、あまりにも現在乗っている車に関して無関心すぎる。

佇まいを確認するだけ、どういったホイールを履いているか外装のアクセサリー類、車検証を預かるときに内装のアクセサリー類やオーディオに付いて何が付いてるかなど、そのオーナーさんの嗜好を推測できるヒントがあふれていると思います。
このような装備の中には、車種やカテゴリーが変わっても共通するものも多いことでしょう。

そういう事を踏まえてお勧め仕様というのを提案するのが、セールスの重要なお仕事だと思います。
なのに、テンプレのような見積もりの作成です。

まぁ最初にテンプレで作成するのはまだいいとして…

これを提示した際に、「足りないものがあったら、お申し付けください。」という流れになるのですが…

こういったご時世なので、当方が好むような、紳士・淑女の7点セットの大半は漏れた状態です。
なので、お願いすると、ひとつひとつに対して聞き返されます。

だんだん、イライラが募ります。

最後には、「なんでこっちが金払う事の理由をいちいちお前に説明しなくちゃいけないんだよ。黙って見積もりを作り直せ。」と声を荒げるようなことになります。

ひとつのディーラーではなく、数箇所でありました。

数種類あるトランクマットの違いを説明できないセールスもいたし。。

コーナーポール、ドアエッジガード、ハーフカバーは数か所で聞き返されました。

2セットとお願いしたハーフカバーが、見積もりのグレードやオプションを見直す度、消えていたり、1セットに減っていたんじゃ不信感を抱かざる負えない。

逆はよくありますよね。

ドアバイザーやナンバーフレームを付けない、好まない方が、見積もり作成時に何度もそれらのものが、金額計上されているディーラー(セールス)に不信感を抱く流れ。

本質的にはこれと同じことです。

補足
車検証を見せて、車両も担当の方が駐車スペースに移動させたにもかかわらず。。
商談メモには所有者と主たる使用者が同じにもかかわらず“所有権解除手数料”が計上されており、レースのハーフカバーを追加するように頼んだら。。
「げしょさんぐらいで付けているお客様はまず見たことがありませんが、本当に必要なんですか?」と聞き返してきた時は何を見たのが、逆に気になりました。(深く関わりたくないので、その場でお断りしてしまいましたが)

拘りの車選びとはなんだろう その3

2013年06月09日 | 車選びの考察
用品オプションについて思うことです。。

どうやら、自身の車選びは、自動車ディーラーのセールスマンが思う拘りの車選びとは真逆を行っているようです。

特に用品オプションに関しては…

以前のエントリーで話題にした、当初の第一候補の車種以外にも数社・数車種を見て廻り、見積もりを作成してもらいました。

用品オプションは熟考する必要があるのと諸経費を知りたいからという面もあり、グレードとボディカラーだけを指定し、用品オプションはお勧めで、見積もりを作成してもらいました。

そうすると、フロアマットしか入ってこなかった見積もりが圧倒的に多かったです。

ナンバーフレームとドアバイザーまでの3点が基本じゃないんですね。最近は。。

中には、ベーシックアイテムといったようなセットがあっても、それではなく、何故かフロアマットだけというのが気になります。

で、とあるところでも、フロアマットだけだったので…
取り敢えず、設定があるのであればナンバーフレームとドアバイザーも加えた値段を出してもらうように頼んだら。

以下のようにドアバイザーの悪口を語り始めました。

・最近は空調がいいですから、雨の日に窓を開けて換気するなんてことはあり得ないですよ。

・タバコ吸わないんだったら、絶対に邪魔になるだけですよ。

・あんなものは、ついていると車が格好悪くなるだけですから。

・ご存知ですか?あれってつけるんって日本人ぐらいなんですよ。

・日本人の中でも意識の高い方や視野の広い方は付けないですね。

・みんなが付けているからとか今まで付いていたからなら、支払額が上がるだけなので絶対にやめた方がいいですよ。

・せっかく新車を検討するなら、もっと拘ったほうがいいですよ。

ナンバーフレームに関しても、「本当に要りますか?あれで、5千円以上するんですよ。なんか違うのに使ったほうがいいと思いますよ。」と言い出すしなぁ。。

お勧めという用品オプションの中に余計なものが入っていた客側が言うのならまだわかるような内容ですが、この場合は反対です。
個人的には客側であったとしても、「私はフロアマットだけでいいかな。」と今後何かとお世話になる可能性のある方には、配慮しておくべきじゃないかなぁ。思うのは勝手でも、口に出すのは何か違うような気がします。

こうなると、売り言葉には買い言葉な性格なので…
「ドアバイザーは雨の日に数ミリすら窓を開けることが出来ない事を一向に改善しない自動車デザインの怠惰に原因があるんだ。何が最近は空調も良いので、フルオートにしておけば雨の日に窓を開けなくても曇ることはありませんよじゃねえぇよ。それに、ここで2,3万円値段が変わったところで買えなくなるような車は見に来ていないから、入れろ。。」
本当、口に出すっていうのは良くないよなぁ。

ドアバイザーとナンバーフレーム以外にも当方が選んだ用品オプションのほとんどに対して、「普通、拘る方はそんなもの付けませんけどね。」とこのセールスマンに言われてしまいました。
自分のところの商品なのにそんなこと言っていいのかなぁ。

念のためですが、前回車種名を挙げたインプレッサG4と今回のエントリーは関係ありません。

ここは、ドン引きしたことが多すぎてメーカーも言えないぐらい。。

補足
なぜか、ドアバイザーをあれほど馬鹿にした奴だけが、未だにセールスにきます。
奴が大馬鹿にした用品オプションを全部乗せた見積もりを作成して、カリーナがまだあることを確認すると、喜々として連絡してきます。(店長さんは買わないことを伝えたはずなのに。。)

拘りの車選びとはなんだろう その2

2013年06月01日 | 車選びの考察
ひとつ前のエントリーの続きです。

現在、“拘りの車選び”に対して不信に陥っています。

個人的な好みに合わせた、妙に用品オプション費用の高い1.6i-L AWDの5MT仕様の総額は、同じ装備でひとつ上のグレードや同グレードでもナビ付にできるぐらいでした。

この金額をベースに試乗中に同じG42.0i EyeSightを基本にディーラー(セールス?)おすすめオプションを付けた数種類の見積もりも作成されていました。

その見積りをひろげながら、「我々からのご提案として、げしょ様のご予算があれば、2.0i EyeSightをお買い求めいただけますし、条件ももっと頑張ることが出来ます。また、エコカー減税を受けることも出来ますし、もし手放される際のリセールバリューも断然有利だと思われますが。」と言われただけでなく。。

「せっかくお乗り換えになるのであれば、今までのようなアクセサリーは見直して見てはいかがでしょうか?最近は拘る方ですとサイトバイザーも取り付けていませんよ。御煙草を吸わないのであれば、前方や後方から観たときスッキリするのでお勧めしています。お選びになったアクセサリーには惰性で選ばれているのではと思われるものはありませんか?私どもも積極的にはお勧めしていないものも含まれています。厳選することでご予算にも余裕ができると思いますがいかがでしょうか。」
と、至近距離から岩塩を塊のまま投げつけて来るような発言をしてきました。

要は、「無駄が多いよ。」という事。

と言われたのは、スポーツの方ですがマニュアル車の試乗車を用意していただいた時のことです。

どうも、この試乗の機会は“マニュアル車のほうがたいしたことないでしょ。”という印象付けのために用意したのじゃないかと勘ぐってしまうような勧められ方だったんだよな。
基本的な税金は同額なんだから、AWDを選ぶのなら2.0Lのアクティブトルクスプリット&リアトロニックのほうがいいよ。と全身に書いてあるような態度だったもんなぁ…

個人的には、MTモデルのステアリングフィールのほうがなじみ深い感じがしたと思ったら、油圧パワステであることをカタログを眺めて思い出し、そのぐらい差があるものとわかったので、試乗自体の意味はありましたね。

2,000kmを超えた程度の試乗車クラッチはそれほど重く、ミートポイントもわかりやすいし、アクセルも不自然なものもありませんでした。

少し落ち着いたところで、今回の事を考えてみると、スバルに車を見に来たぐらいだから先進的な安全装備が付いたAWD車を勧めたかった(もしくは関心があると思いこんだ)セールスさんとこのぐらいの大きさでひと通り安全装備の揃ったマニュアル車のセダンが欲しかっただけの当方とのミゾが埋まらなかったのかなぁっと。

乗り潰すつもりでせっかく購入を検討する新車なので、用意できる予算の範囲内で好き勝手な仕様を選びたいのに、それを批判されたところにはお金を払いたくないというのが、今回の結論です。

ドアバイザーもナンバーフレームもなく、シートカバーも付かない素っ気ない車を買わせようとするんだもの。

補足
まぁ、カリーナGTとかコロナリフトバックなんていう車をわざわざ購入して乗っているような、
一般論としては、担当についてくださったセールスさんの提案は間違えではないと思いますよ。
ただ自分の考え方やこれまで接して来たお客さんに多かったと思われる考えに凝り固まっていて、柔軟性に欠けるのが良くないような気がします。
個人的には車は性能や価格だけでなく、人から人に納めるものであることも、車選びの三位一体の重要なひとつとして考えています。

拘りの車選びとはなんだろう その1

2013年05月31日 | 車選びの考察
更新をお休みしている間に、ちょっと新車の購入を考えました。

結果としては購入しないことに至ったのですが、それは車両の性能とかではなくディーラーでの対応や雰囲気です。

当方の好みのオプションや納車時の条件をことごとく否定されました。

セールスさんに従うのは絶対にありませんが、否定されたことを頑なになってまで我を通して、そいつの営業成績にするために250万円近く用意するのにばかばかしくなりました。

エコカー減税を受けられない1.6LのAWD-5MTを選ぶのはいけないことなのでしょうか。

予算があるのにアイサイトの付かないグレードを買うのはそんなに変わった事なのでしょうか。

WEB上のカタログ等でひと通り予習し、展示車を確認したうえで、見積もり作成を依頼したのは以下の仕様です。

インプレッサG4:1.6i-L AWD 5MT
ボディカラー:サテンホワイト・パール(特別塗装色)
メーカーオプションコード:TF(HID,革巻きステアリングホイール&シフトノブ,クリアビューパック,プッシュスタート,サイド&カーテンシールドエアバック)
ディーラーオプション:多いです。
・ベースキット(ナンバーフレーム&ロックボルト,ドアバイザー,スプラッシュボード,フロアマット,トランクマット)
・メッキトランクガーニッシュ
・メッキドアハンドル(キーレスアクセス車用)
・ボディサイドモールディング
・ドアエッジモールディング(ドア4枚分)
・ハロゲンフォグランプ(イエロー・含む取り付けキット)
・フェンダーコントロール(オート)
・リヤビューカメラ(マルチファンクションディスプレイ接続)
・ハーフカバー
・木目調インテリアパネル&パワーウインドゥスイッチパネル
・フットランプ
・サイドシルプレート(ブラック)
・スペアホイールキット(タイヤも含む)
・工具&タイヤゲージセット

そのほかに希望する条件として、持ち込み(カリーナから取り外す)カーナビ、ビーコンユニット、ETC、地デジチューナーの取付け、希望ナンバー取得、ステアリングリモコンを取付け無しで購入、下取り車無し(カリーナは別口で売却するので)を加えました。

で、最初に出来上がったのはなぜか用品オプションが間違えられたり、1.6LモデルやMTモデルだと必要になる付帯品が漏れていたりしました。(スペアホイールキットは毎回抜けていた。)
また、中古品の持ち込み取付けは動作の保証が出来ないので断っているということとステアリングリモコンの単体販売は要相談とされました。
そして、勝手に推奨というディーラーオプションナビとETCとビーコンユニットを見積もりに入れられる。

汎用品オーディオ取付けハーネスの値段とETC認証切り替えに変更し、漏れた付帯品はサービスだから含めなかったという事で再度見積もりを作成してもらう。

今度はスペアタイヤキットに別途必要なタイヤ代が大幅に上がり、勝手に下取り充足分を10万円とした見積もりに切り替わる。

用品オプションを多量に選択したので、ラジオも付いていない状態で納車される条件なのに結構な金額になりました。。

1.6L&MT車の試乗車は用意できなかったので、スポーツの1.6Lリアトロニック&AWD車を試乗中にセールスの方は…
MT車のAWDは他のメーカーに比べれば優れているが、現在乗っているアクティブトルクスプリット式と比べてしまうとひと世代古いものであることを強調して説明していました。
個人的ないままでの約16年・30万km程度の運転では、4WDのほうが良かったかなという事はほとんどなく、4WDには興味がないというかMTが選べるのであればFFのほうがいいと思っています。
インプレッサG4はCVTか4WDのどっちかを絶対に選ばないといけない車種だったから4WDを選んだだけです。
当初は、不要な4WDを選んだとしてもパッケージングや他の装備に魅力があったので、購入候補に入っただけです。

あとは、わざわざ車を乗り換えて全く興味のないアイサイトをフォレスターで試すように勧められたり、何かと自分の試したいことがなかなか出来ない、キツイ時間もありました。

長くなったので、ここで切ります。