なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

余市岳 樹林と雪原を満喫

2020-01-19 | 雪の山

1月18日、好天が約束された天気図と、少雪によるラッセルの少なさをもとに行き先を考えた。
「飛行場を越えて、余市岳へ行こう!」
パウダーを求めるUくんが、この案に乗る。

先にコース概要。細かいところはあてになりません。

行動開始から1時間ちょっと。
ようやく谷間に朝日が差し込んでくる。

このころにはすでに気付いていた事実。
「少雪とラッセルの量は関係ない!」
計画段階では白井のピークも踏む予定だったが、そこそこきついラッセルに阻まれて、この時点で白井はあきらめる。

沢本流のすぐ東の尾根を詰めて、朝里岳台地(通称「飛行場」)から白井稜線に伸びる「ゾウの鼻」手前のコルに上がる。
白井岳を滑るのはあきらめたので、そこから見える斜面を物色。


飛行場へ…。


キロロから上がってくるみなさんが、あっちにもこっちにも大勢見える。
少なく見積もっても、60%くらい金髪のみなさん。
キロロの体制が変わってから、余市岳は踏んでいない。
5年の間に、ヨーロッパになっていたんですね。


ざっと見える人数だけで30人はいたので、北西コルから先は1級国道状態で、すたすた登れてしまう。

ハロー5回にこんにちは1回くらいの割合で挨拶すると、5年ぶりのPeak。
羊蹄プリンがおいしそう。


さあ、南斜面。

何も言うことはありません。満足!

北西コルへ戻る道も1級国道化していて、疲れた体に優しい。
帰り。

風のない飛行場を天候、景色、雪に覆われた木々やらなんやら全てに感謝しながらたんたんと歩く。
行きに目を付けておいた斜面へ。

これまたいい感じのオープンバーン。

この後は、沢型を上手にたどり下山。微地形や渡渉のきわどいところが出てきて結構疲れる。
真冬にこんな距離を移動できたのは、幸せ。
でも雪が少ないのは、やはり心配です。