CAOS=ひゅうまんすけぇる

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CAOS

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風呂椅子 = 変換間違い ( フロイス )

2010-06-21 | 日記・エッセイ・コラム

 日常は記録に残さないので、

歴史家の間でも解りにくいのだそうですが、

違う文化を持った人からの目線では 『 日常 』 でも特殊に見えます。

 

 この本

P1010830

インターネットで買ったので、

内容をよく把握していなくて、

現代のヨーロッパと日本の文化を比較した本だと思って買ったら、

織田信長の時代に日本に来たポルトガル人宣教師

ルイス ・ フロイスの書いたもので驚いた!

・ ・ ・ という代物です。

 

 当時のポルトガル人が、

見たこともないモノを

もっと日本を知らない本国の人に文章で伝えようとしているので、

どうにも少々 “ あやしい ” 表現もあるように思いますが、

( 宗教的な偏見も含めて )

視点と価値観の違いを面白く感じることができます。

 

 異文化をどう理解して受け止めるか。

現代人の私たちにも結構大切な課題だろうと思います。

そのことで見えてくる自分達の文化もあるようにも感じます。

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奥行き

2010-06-19 | 日記・エッセイ・コラム

 1つの調味料で味付けした料理はおそらく退屈な味でしょう。

チューブから出したままの絵の具を塗るよりは、

何色か混ぜる、あるいは重ねて塗る方が絵に深みが出ます。

 

 箏と尺八の演奏会に出掛けました。

P1010828

今年東京芸術大学邦楽科を卒業された

尺八奏者辻本好美さん箏奏者伊藤江里菜さん

のコンサートです。

P1010826

神戸市から始まって和歌山県内3ヵ所。

その後、

河内長野市、奈良 犬飼山法輪時と続く日程の

今日は橋本市立東部コミュニティーセンターでの開催でした。

 辻本さんのお父様から招待券を送っていただいていて、

是非聴きたいと出掛けたものです。

 

 実に気持ちいい時間を過ごしました。

その中で気付いたことがいくつかあって、

尺八と箏の音が混じり合って美しく感じること。

さらによく注目すると、

尺八の出す一つの音は、

実は沢山の音が混じり合って一つに聞こえているような。

箏が出す一度糸をはじいた時の音が、

これも沢山の音が混じり合って一つに聞こえているように感じます。

一つ一つの楽器の音が、

深みと奥行きを感じさせるのはそういうことではないかと感じました。

 どんな楽器でもそうなのか、

日本の楽器の特徴なのか、

あるいは、私一人の思い込みなのかは解りませんが ・ ・ ・ 。

 

 さらに、

「 箏って、こんなに自由にひくことができるんやぁ! 」

という気付きもありました。

 

 音のこと、

演奏するスタイルの自由度。

私の仕事、生活にも良い刺激を与えてくれました。

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超こだわり!

2010-06-18 | 日記・エッセイ・コラム

 『 こだわり 』 という言葉は

語感が薄っぺらになりやすくて嫌いですが、

これはホントに 『 こだわり 』 だろうと思う話を聞きました。

 

 昔、有田市で本気で写真をしてる人達が

現像を出す先は決まっていたのだそうです。

新堂にある写真屋さん。

その理由が強烈で、

「 そこの井戸の水が良くて、

 現像の時、印画紙を洗う水がその井戸の水だから! 」

なのだそうです。

水洗いの善し悪しが

劣化してセピアになる速度に関係するのは、私にも理解できます。

 それがどこの水かまでこだわるとなると、

お酒のように、

「 ここの水は伏流水でミネラル分が多くて、

 硬水やからキレのいい辛口の写真が仕上がるんやぁ! 」

みたいなことがあるのでしょうか?

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『 ごめんなさい 』

2010-06-17 | 日記・エッセイ・コラム

 人の世で生きる中で大切なことは幾つもあると思いますが、

とりわけ大切なことだろうと考えていることがあります。

 

 手紙を受け取りました。

半年ほど前の出来事に対して詫びる内容です。

不器用な文章ですが、

精一杯の誠意は十分伝わります。

 

 これを貰って、

こちらが遺恨を残すわけにはいかない。

感情 ・ 誤解 ・ 時には立場や力不足で

心ならずも残念なことをしてしまうことがあります。

解っていながらすぐに解決できないこともあります。

それでも 『 ごめんなさい 』 は人として大切なことなのだろうと思います。

なかなか良い話が聞かれない昨今。

心が晴れる出来事でした。

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徒然なるままに

2010-06-17 | 日記・エッセイ・コラム

 さっき観たテレビによると、

吉田兼好が隠遁生活に入ったのは30歳ころだとか。

 

 現在人が30歳そこそこで山中の庵にこもってしまったら、

どんなに哲学を説いても、

自身を自然と同一化できるところまで自分を見つめることができても

なかなか 『 立派な人 』 のあつかいは受けにくいだろうと思いますが。

 

 ですが、

自然に身を置いて、

あるいは自然を感じ見つめることは悪いことではないとも思うのです。

それは生活の中で排除するべきではない項目だとも思います。

近代化 ・ 工業化の中にまみれて暮らすことから、

少し距離を置いて考え直す時代なのだろうと思います。

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