今年初めて、宵戎ではなく残り福にしました。
朝から行ったのですが、いつもの神社ではもう片付けが始まっていたので、今年は箕島神社にしました。
趣向を変えたことで爆発的に景気が良くなることを期待しています。
えべっさんと直接関係があるかどうか解りませんが、
『 大阪締め 』 のリズムが好きです。
打ぅちまーしょ (チョンチョン)、
もひとつせ~ (チョンチョン)、
祝おうて三度 (チョチョンがチョン)
私は、色々な場面でヨーローッパのモノづくりを評価しますが、
別に西洋かぶれしているつもりも、そんなことがカッコイイと思っているわけではありません。
今の日本でモノをつくっている人よりも、ヨーロッパのモノづくりの方が本質を大切にしていることが多いと感じているからです。
有田川町の本屋で
「 おぉ! 」
と声を掛けて来たのは、和歌山市内の設計屋さんでした。
歳は60代半ば位でしょうか?
神戸大学で建築を専攻していたエリートですが、気があって以前はよく遊んでもらっていましたが、特に理由もなく最近は疎遠になっていました。
「 年寄は早く定年して、若いのに仕事がまわりやすくして下さいよ 」
と、何度も言っていますがまだ引退する気はない様です。
「 車新しく買うたんや。 見てくれ! 」
と言われて、せっかちな彼に引きずられそうになって、持っていたまだ清算していない本を急いで書架に戻して外に出ました。
日産の四駆だそうですが、それにしてはカッコいいなと思ったら、デザインはイギリスだと言われて納得。
「 いくらしました? 」
「 300万ちょっと。 色々着けてな。 」
・ ・ ・ この “ 色々着けてな ” の部分が問題!
日本の車はオプションが多い!
日産は、もっと機械の出来の良さを主張すればいいのに!
見かけの金額を抑えておいて、後からコチャコチャと必要のない物をなんだかウマイ手を使って着けさせる。
最近は減っているかも知れませんが、安全装備までオプションになってるんですね。
必要なモノなら最初から着けておけ! っちゅうネン!
住宅建築でも同じです。
「 それがどうした? 」
と言いたくなる様な構造の話意外は、くだらない設備機器を自慢して、
しかもオプションでこんな事も出来ます! みたいな話ばっかりですね。
新聞の折り込み広告で、設備ばっかり説明しているのをよく見ませんか?
それは住宅をつくっている人の主張でもなんでもなくて、設備メーカーの手下になっているだけですね。
それに、その住宅会社でなくても誰でも買える!
本質を求めていないんだと思います。
そんな家の為に一生かけてローン払うのかなぁ? と、思うのです。
「 今日、さっそくドア擦ってなぁ ・ ・ ・ 」
と言うので、
「 一度擦っておいたら、次から楽になりますね! 」
と慰め(?)たら
「 おぉ そうや! 」
とナットクしてました。