現在会計を担当している業界の団体で、10月に大きなイベントを企画しています。
その中で一番大きな事業は、『 観光と建築を通した和歌山と有田の活性化 』 をテーマにしたパネルディスカッションなのですが、普通有田では実現しない様なビッグネーム4名に参加してもらえることが今日決定しました。 ( 正式な発表の時期ではないのでお名前はまた改めて )
今日に至るまでの参加者への依頼、調整が大変でした。
最初は、
「 適当にタレントを呼んで講演でもしてもらえばいいか 」
という発想から始まったのですが、
「 建築の設計事務所の団体が企画するイベントなのだから、地域に貢献する文化的なものにしたい 」
という会長の意志があり、副会長そして私も執行部として、なんとか会長の意志に続こうと、多くの人を協力を得て具体化してきました。
当日まで、まだまだまとめていくことは沢山残っていますが、とりあえず今日1つの節目の日になりました。
「ところでぇ CIAをご存知ですかな?」
「航空会社の名前でしたかしら?」
って、映画 『 シャレード 』 のセリフですけど
・ ・ ・ 特別関係のない話です。 (オードリー・ヘップバーン好きなので)
中華航空機の事故の解説で始めて知りましたが、旅客機は90秒以内に乗客が全員非難できる仕組みになっていないといけないらしいですね。 飛行機を設計する人も大変です。 ただ空を飛ぶモノを造るだけでも大変そうなのにネ。
建築も非難のための時間が法律で想定されていますが、何秒というほどシビアではないですね。 「 なんとなく 」 に近いほど大まかです。
・ ・ ・ 文章の行き先を見失ってしまいました。
思えば、家が空を飛んでいるのは見たことないですが、そこで暮らす時間や求める空間の質は建築の方がずっと複雑なので、飛行機屋さんの方が大変とも言えないですね。
結論
モノを創り出すのは、どの分野も大変なんです。
アリの巣コロリ スゴイですね。
ドンドン引き寄せられるようにしてアリが集まってくる様を家族で見ていましたが、
「 このコ達は、そうとも知らずに自分達が死ぬ為に一生懸命働いてるんやね 」
という意見が出て、結局私がお菓子の粉をこぼさず、空き缶を置きっ放しにしないように気を付ければ、こんな可愛そうな事をしなくて済むんじゃないかという結論で、アリの巣コロリは撤去になりました。
早い話が、私の行儀が悪い事が問題!
反省します。
建物が完成すると、引渡しまでの間に完成写真を撮りますが、その度に「写真では建物の本質がわからないなぁ」と感じます。
レンズのひずみの問題も含めての事ですが、もっと重要なのは写真では床や壁、それに天井などは写せても“空気”や“空間”は写すことはできないという事です。
床・壁・天井は建築の目的ではなくて、『空間を創る』ための方法だと考えています。あくまで建築の目的は『空間』です。窓や飾り棚などの装飾は空間をより豊かにするためのスパイスですね。
建築雑誌などの写真でカッコ良く見えている建物も、空間ではなくて壁を目的にして写真写りの良さだけの建物が多いので、参考にする場合にはその本質を探りながら見ると、ご自分の建築の時には豊かな建物を創れると思います。
良い建物は、実際にその場に行って自分の体で・肌でその建物を感じるのが一番ですが、写真よりは動画の方がいくらか空間を感じ取れるように思います。これは、静止している写真よりは視点が動く事で時間の経過が感じられるからだと思います。
“時間”は空間の要素の1つだからでしょう。
時間も含めた空間を創る事が、建築の目的だという事を確認してから建築にかかると、きっと大きな間違いはない建物創りが出来ると思います
(当事務所HPコラムより転記)
稲光と雷鳴がひどくなってきたので、PCの電源を切った方が良いかと迷っているうちに一瞬停電があって勝手に切れてしまいました。 そんなことがこの機械にはもっとも良くないと聞いていますが、こんなことが少しずつ傷めているのでしょうか ・ ・ ・ 。
雷の後 雨がありましたが、ちょっと弱かったです。
もっと強く降ってくれればスカッとしたのですが。 そんなときの風は絶対エアコンでは太刀打ち出来ないくらい気持ちいいんですよね。
夏の雨の日を楽しむためには、建物もそれなりの工夫がなければいけない。 この地域の建物は当たり前に雨を楽しめたのですが、生活の多様化と敷地の制限で軒や庇が退化して空調を機械力にたよらないといけなくなってしまいました。
もう一度、自然の力を利用して気持ち良く生活できる工夫を見直す時期に来ていると思います。 モダンなデザインだけで生活を見ない建築では意味がない。 その両立が私の仕事だと考えています。