CAOS=ひゅうまんすけぇる

アナログで、マイペースで、ゆっくりと・ゆっくりと・・・
それでいいじゃないですか、それがヒューマンスケール!

「 ちぃちぃぱっぱ 」

2013-01-14 | 日記・エッセイ・コラム

 老人施設をのぞくと、

お年寄りがお遊戯していたりするんですけど、

一通り人生を経験してきた人が

仮にボケているにしても本当に楽しんで

「 ちぃちぃぱっぱ 」 しているんだろうか?

と思っていました。

 

 たまたま送られてきた通販カタログの中に

永六輔さんと

民俗学者からデイサービスの職員に転向された女性との

対談記事が載っていました。

P1050340_3

「 ちぃちぃぱっぱ 」 は、老人が職員に合わせてくれている

と言うんですね。

・ ・ ・ その方がよほど理解できます。

 

 この対談全体の結論の1つが、

「 お年寄り ( 身体の不自由な人 ) を

 特別なヒトとして扱うのは正しくない 」

ということだろうと思います。

 

 少し違う話になるかも知れませんが、

以前から考えていることがあります。

身体に不自由な部分を持っている人が住む家を考えるときに

そのことが特別なこととして考えるんですね。

それが間違っているんじゃないかと思うんです。

どんな家でも、

住む人の人数、年齢、生活習慣 ・ パターン、

その他諸々 ・ 諸々みんな違います。

そんな暮らし方の一つとして考えないと、

一見良く考えられているフリはしていても

暮らしやすい家ではなくなるんじゃないかと!

ホームページの 『 吉備の二世帯住宅 』 は、

車いすがなければ全く移動できないお父様と、

その息子さん家族が同居する家で、

そのことに相当エネルギーを掛けてプランした建物でしたが、

ころさらにそのことを強調する演出はしていません。

 

 一言で表現すると 『 ユニバーサルデザイン 』

になるのかも知れませんが、

「 普通の生活をするための、1つの条件 」

として捉えることが大事なんだろうと思います。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 縛る ・ 結ぶ | トップ | 自然のチカラ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記・エッセイ・コラム」カテゴリの最新記事