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“ 色 ” の見え方

2017-03-01 | 日記・エッセイ・コラム

 色を扱うっていうのは非常に難しい。

どんな環境で見るかでも印象が全く違ってしまいます。

 

 キルト作家の黒田さんのブログで、

白とオフホワイトのサテン布が、

自然光では色の違いが解るのに、

蛍光灯の下では見分けがつかない。

ことを書かれていたので、サンプルをもらいました。

 

 サンプルとして保管できるようにするつもりですが、

今日のところは、簡単に写真を撮ったのでご勘弁!

 

[ 窓からの自然光 ]

色の違いがはっきりわかります。

2枚が重なっている部分が気になりません。

 

[ 白熱電球 ]

写真ではわかりにくくなりましたが、

肉眼では、色の違いがわかります。

 

[ 蛍光灯電球色 ]

肉眼で、色の違いがなんとかわかります。

 

[ 蛍光灯昼光色 ]

肉眼で2枚の布の色が全く同じに見えます。

 

[ 廉価なLEDスタンド ]

蛍光灯昼光色とほぼ同じ印象で、

2枚の色が同じに見えます。

 

 照明で見ると、

2枚の布の重なり部分が透けて見えるようになったのも

面白い現象でした。

 写真ごとに色味が違うのは、

カメラのホワイトバランスをオートで撮影しているので、

不自然に補正が掛かっているためです。

 

 蛍光灯昼光色や廉価なLEDの下では、

布を選ぶ作業が出来ないことがわかりました。

 キルトのような作品として制作されたものは、

作家の意図したことが鑑賞する人に伝わらない

ことがおきそうです。

 

 これは大問題で、

とても解決が難しいことだろうと思います。

コメント
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