ある環境の中で見えているものが、
そのモノの全てだろうと思ってしまうことが多いけど、
少し環境が変わると、
ちょっと違った風に感じることがあります。
何日か前から調子の悪かった
仕事用PCのモニターが1台映らなくなりました。
2画面で使っているメインの方です。
PC屋さんに連絡したらすぐに来てくれて、
本体ではなくてモニターの不具合が確定。
とりあえず ということで
2台の内メイン側に代車 ( ? ) を取り付けて行ってくれたのですが
種類の違う画面が2つ並んだことで気づきました。
モニターが違うと、見えるモノがこんなに違うんですね。
今まで、周辺が黒くつぶれていると思っていた
タイルミュージアムで撮ったこのドーム天井の写真。
代車 ( ? ) では、暗いところまできっちりディテールが出ていました。
---画面をデジカメで写したものですが、
これも、代車 ( ? ) では違いが明確に見えますが、
自分のモニターでは上手く見えません。---
これだけを見ると、
代車 ( ? ) の方が優秀なモニターなのかと思うけど、
逆に、自分のモニターの方が断然発色が良くて、
代車 ( ? ) は、
白カスミしていて、頭がボンヤリしてきそうな感じがします。
( 明るさ設定の問題かと思ったけど、どうやらそうでもなさそうな! )
これを知ってしまったので、
次のモニター選びを
PC屋さんと相談しながら慎重にしたいと思っています。
一定の企画で作られている工業製品に
これだけの違いがあることが解ってしまうと、
「 ヒトが同じ環境で見ているモノは、
誰にも同じに見えているんだろうか? 」
という以前からある疑問が、もっと強くなってきます。
自分には見えているものが他人には見えていなかったり、
もちろんその逆もあるわけで!
同じものを見ていることを前提にしているから、
おかしなことを言う人だと思っていたけど、
本当は、最初から見えているものが
違うこともあるのかも知れないですよね。