CAOS=ひゅうまんすけぇる

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ファッションも命懸け!

2012-08-27 | 日記・エッセイ・コラム

「 読書家の上野山さんに! 」

って、江本さんからこのあいだもらった本2冊。

P1040567

もう1冊あったのですが、

私も持っている本だったので2冊だけいただきました。

 

 江本さんは、本人曰く

「 本を買うのが好きなだけで、読まない。 」

とのことですが、たいへんなモノ知りなので、

買うほどは読まないということでしょう。 

 私も 「 読書家 」

と言われるほど読書家ではない ・ ・ ・ 。

 

 それとは別に昨日のはなし。

文学を研究している学者さんからですが、

「 曽祖父が持っていたものです。 」

と、古い 『 蟹工船 』 を見せてもらいました。

背表紙が削り取られていますが、

そのことが資料として価値があるのだそうです。

 プロレタリア文学が弾圧されていた時代。

何が怖いって、密告ほど怖いことはない。

背表紙を削り取った本は、

ただの紙の束にしか見えないので、

部屋の中に他の紙類と一緒にして積み重ねておけば

誰が訪ねて来ても、

そんな危険な本を持っているとは気付かれない

ということだそうです。

 

 少々 “ オチ ” みたいな話があって、

彼の曽祖父は、その時代に

それほど思想がかっていたわけではなくて、

当時のインテリはそんな風にするのが

1つのスタイルだったんじゃないかと言うんですね。

 今の軟弱な若者とは違いますナ!

当時は命懸けでカッコつけていたんですね! 

コメント
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