「 これやからダメ！ 」 という体験

　我が家の食洗器が壊れました。

パッキンがはずれて、水漏れのセンサーが働いたようです。

改築したときからなので３年くらいでしょうか？

ユーザーとしては早すぎるように思いますが、

機械なので仕方ないとあきらめています。

　

　先日、知り合いの家を訪ねたとき、

リビングのドアに目が行きました。

有名な建材メーカーの

表面に木目を印刷したビニールシートを貼り付けたドアです。

ドアハンドル周辺の手が当たるところのビニールシートが剥がれてベロベロ、

芯材が出ていました。

「 こりゃ、直すのは無理だけど、

　建具交換出来るんだろうか？ 」

と考えてしまいました。

金物も弱っていることを考えると、恐らく建具枠ごと交換でしょう。

大変な工事です。

　

　表面のシートが剥がれて味わいが増す訳がない。

ビニールですから汚れには強いけど、

所詮それだけのもの。

修理もきかない。

こんなことに大枚果たすことの悲しさを

リアルに見てしまいました。

ヤバイッ！

目ェ合ってしまった！

向こうも気付いてる！

・ ・ ・ この人誰やったっけ？

　

　ＡＬＥＣの通路のベンチに座っていて、

こちらに向かって歩いてくる子供連れの女性が明らかに知り合いです。

が、

誰だか思い出せませんでした。

あいさつされても、こちらが解っていないことを見抜かれたようです。

「 上野山さん。 」

と名前を呼んで微笑んだだけで行ってしまいました。

「 困ったなぁ。 」

思い当たる人がいますが、それにしては若い。

若すぎる。

一緒にいた友達に

「 今の女の子、４０歳くらいやと思う？ 」

と訊いてみても 「 もっと若いやろぅ。 」

と！

　

　彼女の帰り際にまた話し掛けられました。

「 誰か解ってない？ 」

と、辛～い一言。

イチかバチか 「 〇〇君の奥さん

　　　　　　　　　　　　　　　・ ・ ・ だった？ 」

元々彼女の名前を知らないから別れた亭主の名前を出してみると

「 そう！ 」

と！

友達のわかれた ( 元 ) 奥さんでした。

　

　ここでも女性の 強さを感じました。

男は、奥さんが居なくなると強烈に弱りますが、

女性は元気になるだけではなくて、若くもなる！