私は、他人のミスに対しては寛容です。
自分ではそう思っています。
ミスは、デタラメだからおきるとは限りません。
相手のためを思って、一生懸命挑戦しても、
そのことでミスのリスクは増えることがあります。
だから、デタラメが原因のミスは論外として、
中間管理職だった頃から、
ミスしたことよりも、
その過程と、その後の対応を評価することが癖になっています。
今日届くはずの資料が、
宅配業者の手違いで、夜8時を過ぎても届きませんでした。
9時前にこちらから電話して、手元に届いたのが9時半頃。
連絡しなければ、明日まで届かないところでした。
猫のマークの宅配業者は、
伝票の間違いを説明するばかりです。
先方が状況を確認して、電話をかけてきた時、
受話器を上げたら、向こうで笑っていたのは致命的です。
「 伝票を間違ったのも、お宅の会社の問題だろう!
まず大事なのは “ ごめんなさい ” や! 」
と思いましたが、こちらからは何も言いませんでした。
この件に関しては、寛容なのではなくて、
この会社には、以前からこんな傾向があって、
こちらから荷物や書類を送る時は、違う業者に決めているからです。
私が、リフォームの仕事をさせてもらった建物のことで、
「 暖炉をつけたのか? 」 と、尋ねる母親。
言葉にはないが、
「 また、そんなめんどくさそうな、変わったもの ( ヘンなもの ) をつけて ・ ・ ・ 」
という顔。
答えて私
「 あぁ 薪ストーブね! 」
こちらも、この人に説明しても理解しないだろうと、それ以上話しませんでしたが、
“ 暖炉 ” と “ 薪ストーブ ” は、明らかに違うものです。
少々荒っぽい分け方ですが、
暖炉は、家の中なので安全を考慮していますが、暖の取り方は “ 焚き火 ”
薪ストーブは、その名の通り “ ストーブ ”
燃料が石油でなくて “ 薪 ” を使うだけ!
出来るだけ効率よく熱を取り出すために、たくさん工夫されています。
石油よりは、少し手間がかかるけど火力の調節も出来るし、
輻射熱の部分では、石油よりも快適な部分もあります。
暖炉のように、火を見る楽しみも生かしたいので、
私は、正面から火が見えるように窓が付いている機種をお勧めしますが、
予算が許せば、考えてもいい設備だと思います。
親子で、この件について議論するつもりはありませんが、
余裕 ( 金銭的な ) が出来れば、自分の家にもつけてやろうと思っています。