CAOS=ひゅうまんすけぇる

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CAOS

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出稽古

2008-12-20 | 日記・エッセイ・コラム

 先週のことです。

建築家協会和歌山地域会の忘年会で、デザイントークという催しがありました。

完成した自分の建物の写真をスライドに映して、

設計やデザイン意図を発表して、それに対してみんなで意見を言うものです。

結構厳しいことで知られています。

 

 私も発表者の1人だったのですが、

時間がなかったので、覚悟していた割にはキッツイ指摘が少なくて、

『 勉強 』 という意味で、少々残念でした。

 

 今日、

ある事務所を訪ねて、

「 デザイントークをもう1度お願いできませんか 」

と頼みました。

忙しい中、無理なお願いをきいてもらって、

所長と所員全員仕事を止めて3時間余り私のために協力してくれました。

沢山意見をもらったのですが、

その中でも特に、「 厳しい人は、次元が違う 」 と感じたことを1つ。

 

 外観の写真を見た所長の言葉です。

「 この写真、の位置が悪い! 」

建物について厳しいのは当然です。

「 完成写真の時でも気を抜くな! 」

という指摘は、背筋が伸びる思いです。

建物については、私自身相当シビアに検討して創っていると思っています。

空の状態は、その時次第だと思っていましたが、

美しいモノを求めると、そこにも妥協してはいけない。

 “ そんなことも妥協しないから、建築も美しい ”

そう考えるべきなのだろうと、勉強させていただきました。

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