ＣＡＯＳ
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先日、本宮のＢ＆Ｂにお泊りの日。
夜の撮影終了後、オーナー ・ 施工の現場の人達数名 ・ 開店後アルバイトで入る予定のお嬢さん ・ カメラマン それから、私の８名で、オーナーの心遣いでお酒を頂きました。
沢山頂きました！
で、その時 前後関係を覚えていませんが、私のわか～い頃の恋愛の話を少し！
「 ＣＡＯＳ さん、ロマンチストなんやぁ！」
と言われました！
そうやでぇ！
僕、ゴッツ ロォマンチストやでぇ！
以上！
会社員だった頃の上司に誘われて、新しく出来た創作料理のお店で昼食でした。
料理のような永い歴史の中で完成されてきたものを新しく創作するのは難しいのでしょう。
私の経験では、『 創作料理 』 を売りにしているお店で感動した経験がありません。
今日も、お店を出てから感想を聞かれ
「 創作料理の軽薄さが出てしまっている感じで ・ ・ ・ 」
と、正直に答えました。
- - - 結構贅沢な値段をご馳走になったので、申し訳なかったのですが。
元上司も同じ感想だったようです。
「 新しい味を創作するには、それなりに覚悟した力を入れないと、昔からあるものに勝てないんだろう 」
という様な意味の答えが返って来ました。
住宅の建築でも同じことを感じています。
料理と同じように、永い歴史で風土と密接な関係を持ちながら熟成されて来た住宅を
今の感覚だけで新しく 『 創作 』 して、感動出来るものにするには、相当な覚悟と努力が必要だと思っています。
- - - 目新しさだけで、人の気を引こうとしても １時的にウケることはあっても感動にはなりませんね。
先人が、多くの試行錯誤の結果 私達に残してくれた知恵を継承して、現代の生活に合う住宅を現代の知恵で提案する事が、正しい設計者の姿勢だと思っています。
