今朝、庭を見ると水仙の白一色だった花壇に、紫の花が顔を出していた。ヒヤシンスに似たこの花・・確かシラーという名前だったかな。ローズマリーも冬から春にかけて薄紫の可憐な花をたくさん咲かせてくれる。今年から少し心を入替えて、朝食前のわずかな時間、庭に出て草むしりをしている。朝の太陽を浴びるのも気持ちがいい・・ただし蚊が出てきたらそうも言ってはいられない。
近くの産直販売所で野菜をたくさん買って「わらのごはん」のレシピで野菜の重ね煮を作った。鍋の底からこんにゃく⇒しいたけ⇒大根⇒里芋⇒かぼちゃ⇒玉葱⇒にんじん⇒ごぼうの順に重ね、水を注いで最後に味噌で蓋をして煮る。皮や根っこもそのままで、アクもとらない。野菜たちが本来持っている自然のうまみが最大限に引き出されて驚くほど美味しい！しかし、どっかーんと１０人分も作ってしまったのでしばらく食べ続けなきゃ。メインは鰆の韓国風煮、そして今年一番のセリのおひたし。なんてよい香りなんでしょう！これから出てくる自然の恵みを想うだけで春が待ち遠しい。先日テレビの特集で辰巳芳子さんが「待つこと」の大切さを語っておられた。季節ごとの実りの時を待ち、下ごしらえに手をつくしてあとは料理が美味しくなる時を待つ。スピード、手抜きという言葉とは無縁の、料理に対する筋の通った姿勢に感動。
今日のデザートは甜菜糖で炊いた小豆のせ豆乳プリン
野菜の重ね煮は、最後に人参・ゴボウでいいのですか？？
皮ごとって、理想なのですが農薬が気になってどうしても剥いてしまいます・・・
直売所が近くにあるのもいいですよね～
新宮への抜け道にある所ですか？
私たちの方では春はまだあともう一息…という感じです。生まれて初めて自分で植えたチューリップの球根、ちゃんと咲いてくれるかな…。
「待つこと」の大切さ、akiさんの言葉を聞いて私もうなずいています。世の中はどんどんスピードアップして、「速いこと＝いいこと」という価値観が支配的になってますけど、そんな中だからこそ、自分たちのできるところからだけでも、スローライフを実践したいと思います。
ところで甜菜糖で炊いた小豆のせ豆乳プリン、美味しそうです
私もまだまだ勉強中なので本の受け売りなのですが、陰の野菜（地上で育つ）は上に伸びるので鍋の下に、陽の野菜（地中に伸びる）は上部に重ねると鍋の中で加熱され対流が起こり、陰陽が調和されるのだそうです。面白いですね！「わらのごはん」のレシピでは最後に人参、ごぼうでしたよ。一つ一つの野菜の切り方や厚さの指示もありました。
東区の美和台にある「空の詩」の野菜は徹底した有機無農薬のものばかりです。ここの野菜なら皮ごと食べても大丈夫。新宮湊坂の「ひとまるの里」へもよく行きます。ここは無農薬とは書いてありませんが、地物が安く手に入ります。
この世の中、偶然の出会いや物事など、神秘的な事が起こる！！と最近よく思います。
湊坂は親戚の家があります(^_^)
少し遠いですが、探してみます！！
友達の実家も和白で無農薬野菜を作って、香椎で無人販売してます。
美味しさが違いますよね～
食べ物も花も、季節にあわせたものを自然に楽しむ方が、お金もかからりませんし、人間的な気がしていいですね。
食べ物は、走りを楽しむこともありますが…(^_^;
最近は、グリーンピースをひすい煮にしたりして楽しんでいます☆
“ひすい煮”なんて素敵ですね！
私も豆大好きなので春が待ち遠しいです。
確かに季節を少しだけ先取りするのって
楽しいですよね。懐石料理には「名残」と「走り」
の食材が入っているとか・・。
季節感は日本料理の魅力のひとつですね。
季節ごとに「あー日本人でよかったぁ」って
思える食材がありますよね。