ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

7/6日 妻沼の聖天さまの国宝歓喜院(かんぎいん)拝観。

2013-07-16 07:22:30 | 草花
この「国宝」に関する以下の誇らしげな案内文をご覧下さい。

「妻沼聖天山は・・・
日本三大聖天のうちの一つに数えられる名刹です。
埼玉日光という別名もあり、本殿外壁の彫刻は豪壮華麗です。境内には数々の美しい建築物が点在しています。
また、古来より縁結びの神様として厚い信仰を集めています。

平成24年5月18日(金曜)に国の文化審議会から文部科学大臣に対して、妻沼聖天山の本殿である「歓喜院聖天堂」は国宝に指定するにふさわしいとの答申が出されました。同年7月9日(月曜)の官報にて告示があり、同日付で正式に国宝として指定されました。
この度の国宝指定は、本県の建造物として初の栄誉であり、昭和25年の文化財保護法の制定以降、熊谷市においては初めての国宝指定となります。」

今回は歓喜院聖天堂を主体にしてレポートして結びと致します。
国宝の「本殿」正面 ↓

国宝の登録名称は「歓喜院聖天堂」となります。



斜め前から ↓

左の奥に絢爛豪華な彫り物を施した軒端が少しだけ見えています。



扁額 ↓

これは「歓喜天」と書かれているのだと思います。



拝殿正面の軒端 ↓

いよいよ鮮やかな彩色が現れて来ました。



いよいよ玉垣の中へ ↓

この中に入るのに拝観料700円を支払います。今回はお友達の持つ地元優待券により、支払うことなく入場できました。


ここから後は、地元ボランティアの方の説明を聞きながら、外壁に施された彫刻を見て行きます。精緻な彫刻と、鮮やかな色彩、そして故事来歴を散りばめた知識や知恵に驚嘆しながら見て行きますが、何分にも夏の暑さの真っ盛りであり、ボランティアの方の実に熱心極まる解説を聞きながら、なんとも勿体無いことですが、相当疲れを感じても居ます。
これから後は写真だけを並べますが、それでご容赦ください。
彫刻と図柄の一つひとつにどれも物語りが有り、深い含蓄が詰まっていました。
たとえば囲碁を指す図柄がありますが、この盤面は実際の名人戦か何かの棋譜を写しているそうです。












一回りした最後に古井戸がありました。中を覗くと下のほうで水が光っていました。 ↓




もう一度外から ↓

皆様は未だボランティアの方の説明に聞き入っていましたが、小生たちは夕方からの時間の制約がありますので、引き上げることにしました。



歓喜院の脇に大師堂 ↓

弘法様が祀ってありましたので、ここにもお参りしていきます。関東八十八箇所霊場の結願寺であります。



狛犬阿形 ↓




狛犬吽形 ↓

狛犬は確か神社のものでしたね、ところがここはお寺の境内です。昔からの神仏混淆の名残りでしょうね。


コメント (2)
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