ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

6/23日 鞍掛山と無名の763m峰 その6:下る道の取り付き点が見つからない。GPSでもむずかしい。

2013-07-01 07:09:46 | 草花
山を歩くのにGPSを常時携行するようになりました。
前にも記述したことですが、小生のGPSの利用方法は、現在位置確認ツールということになります。

予め自分で歩くコースを決めて、それをGPSに転写しておき、そのコースとズレがないか常に確認しながら歩くという使い方をしています。

今日レポートの部分ではそういう使い方に限界を感じたときでもありました。
と言いますのは、道が全く不明瞭な場所であり、且つまた、険阻な部分ではGPSは決して「こちらが安全だからこの道を歩きなさい」とはやってはくれずに、ただ一方的に危険を伴おうが、そんなことには関係なく、地図上に線が引かれて居るだけなのですね。

GPSの限界と共に、地図上に引かれた山道標記も相当雑な書き込みであることも、身を以って実感できました。

休憩箇所 ↓

東三河の東海自然歩道上にある休憩箇所は大体こんな体裁です。木製の椅子とテーブルのほかに地面に立てた土管は灰皿代わりのようです。そのほかにドラム缶が有り、そこには水が張られていますね。



荒尾方面への下降点 ↓

行動予定ではここから左方向に降りるのですが、その下り口が見つけられませんでした。
結局50mほど通り過ぎてから、思い切って左に下ることにします。



岩を削る水流 ↓

落ち葉などのために道が全くわからなくなり、右に左に彷徨い始めました。
傾斜も相当急になり緊張しながら歩きます。できることなら沢筋は取りたくないのですが、沢付近しか歩けそうもないので、水辺を下りて行きます。岩を削って流れる細い水流がありました。



炭焼き窯跡 ↓

前方にこれを見たときには心底ほっとしました。恐らく40年以上も前に放置された窯跡でしょうが、炭焼きの時代には大きく重い荷を背負い、里との往来があったことでしょうから、これが出現したということは、これから先、危険な傾斜地は出てこないということでしょうね。



マタタビ ↓

林道出合まで安全に下りてこられました。林道際でマタタビが咲いています。



マタタビ ↓

遠目には白く見える葉も、近付くと、それ程顕著な白にも見えません。




オヘビイチゴ ↓

道際の湿った場所で咲いていましたが名前が良く判りません。オヘビイチゴでしょうか。



ヤブヘビイチゴ ↓

こちらはヤブヘビイチゴでしょうね、試しに食べてみます。仄かに甘みを感じますが、美味しさを感じるほどではありません。



ヤマアジサイの咲く林道 ↓

林道の両側に、ヤマアジサイが沢山咲いています。



763mピークへの取り付き点 ↓

このあたりから763mピークへ取り付くことにし、林道から離れます。



間伐 ↓

間伐材がゴロゴロしている斜面を、材を跨いで登っていきます。



フタリシズカ ↓

やがて痩せた稜線に至り、それをたどって登って行く様になります。フタリシズカの花の後を見ました。



ミヤマウズラ ↓

葉に斑紋が入らないので、始めはツルリンドウかと勘違いしましたが、根はランのものでしたから、ミヤマウズラですね。



763mピーク ↓

標識が見当たりませんので、ここが763mのピークなのかどうか確定ではありませんが、周りの様子などから判断すると確定的でした。
眺望は全く得られない、小生的には登り甲斐のない峰でありました。
コメント (4)
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