諸物価の値上げ状況や日本経済の停滞、或いは、後退状況をみるに、価格の在り方のリセットが進行している様に見える。
機会ある際に、実店舗やネット店舗の価格を見て回るが、単に、値上げという話じゃなく、ぼったくり紛いの値上げあり、猫も杓子も、便乗値上げも当り前の状況を見るに、ある種、構造改革が進んでいる様に見受けられる。 強弱は別にして、価格に規制の掛かっている様な場合は、サービス・販売・生産停止、或いは、企業倒産ということになろう。
価格は、購買者が決めるのではなく、結局は、事実上、生産者が決めている、とも言えよう。
生産者の決める価格に、購入者は引き摺られているだけで、勘違いしない事だろう。 価格を下げ、抑えざるを得ないとせば、当然、利益捻出の為にそれに見合うコストを引き下げることに血眼になるのが生産者というもの。
従って、賃金引き上げと物価上昇の好循環なんて嘘っぱちで、賃上げが、物価上昇を引っ張ること等、資本主義社会の中では考え難く、後追いでしかない筈。 経済社会では、経営者・生産者・販売者は、購買者よりも「生きること、稼ぐこと」により真剣で、全く甘くない。
失われた30年に続く新しい30年の日本再構築に向け、リセットが進行しているのだろう。
来春、判明しよう。
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