フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

近所のお寺さんの梅がやっとほころび始めました

2014年01月11日 21時59分49秒 | Main

2~3日前から近くのお寺の梅が白い蕾を膨らませていたので、今日はカメラを持っていった。日本列島を寒波が覆っているようで昨日は風が強く寒いというより冷たく痛い感じだったが、今日は風が無い分暖かく蕾が緩んだようだ。


膨らんで白く見える蕾がたくさんあります

ウメは中国原産でバラ科サクラ属の落葉小高木。野生種の野梅(やばい)と園芸種は300種以上あるという。
ウメは奈良時代頃に薬木として渡来したと考えられ、万葉集にはウメを詠んだ句が118首あるという。そして面白いことに万葉集のころは現在と同様ウメと表記されているが、古今集以後の仮名書きではムメと記されるという。そして平安期になると春の花の第1位の座をサクラに譲ることになる。

名は漢名メイの転訛とか朝鮮語のマイに由来するとか烏梅からの転訛とも言われ、他説も色々あるようだ。
烏梅(うばい)は梅の未熟な実を干していぶしたもの。色が黒く酸味が強い。染料や下痢・腫(は)れ物などの薬とする。(大辞林)


小寒の鴨川べりで出会った鳥2題

2014年01月06日 23時24分44秒 | Main

桜草公園から鴨川を見下ろすと下流の方の水没した木に大きな鳥が止まっていた。ファインダーで覗くと冠羽があってかなり悪漢面だ。珍鳥とばかりに興奮してシャッターを押しまくった。


この顔はどう見ても怪鳥です

家に戻って色々調べてみたらガックリ。何と言う事はないカワウだった。
婚姻色のカワウは頭部が白くなる事を初めて知った。

その後すぐに鴨川べりの立ち木にシメが飛んできた。結構距離があり、邪魔するものもなかったのでしばしの休憩を楽しんでいたようだった。

シメは夏に北海道で繁殖し、秋冬に本州以南に飛来するアトリ科の冬鳥でスズメより一回り大きい。似たようなイカルは頭部が黒いので区別でき、婚姻色の変化ではない。


青空が広がった新年にいい年になりそうな予感がします

2014年01月02日 17時23分04秒 | Main


醍醐天皇の命に従った事から五位を授かり五位鷺という

元旦は暖かさに誘われて近くの白幡沼に行ってみた。好天続きのせいか水は少なく枯れヨシの面積が広くなっていた。沼の周囲をほぼ半周して戻りかけると隣接する野球場の高いフェンスの上にゴイサギらしきが沼を睥睨していた。ナカナカ動かなかったが、まだ成鳥になり切っていないのか背は鮮やかな紺色になり切っていないようだった。
水辺に近づくとホシハジロやマガモもいたが、中に一羽だけバンがいた。あまり動かなかったがこちらも成鳥にはなり切っていないようだった。


脚が黄色く水かきが無いのが特徴のバン

今日も広がった青空に誘われてサクラソウ自生地と河川敷に自転車の初乗りをしてきた。堤防上に上がると進むのが大変なくらい北風が強くなったこともあり、鳥達との出会いはなかった。
自生地の周囲ではトベラの蒴果がはじけ中の赤い種子が露出して花が咲いているようで面白かった。雌雄異株という
が桜草公園には雌株が多いようだ。


食べ物が少なくなるヒヨドリ達にとっては絶好の実


旅立ちの時を迎えているシロバナタンポポの冠毛