iMocoさんがパリに旅行に行かれて、
写真をブログにたくさんアップされてます。
いいですねぇパリ。地下鉄の写真もあります。
僕もパリへ行ったときに、異国なのでいろいろとオドロキもあったのですけど、
一番サプライズが多かったのが地下鉄だったかもしれません。実は。
本館HPにすごい発想と題して、パリのメトロで感じたヘンなところ
(日本の常識と照らし合わせて、の話)を書いているのですけど、
ここでも改めてそのページで書いたこと以外も含めて紹介しますね。
●逆方向から電車が入ってくる。慣れなかった
●車掌がいない?ように感じたのだけど、日本のワンマン地下鉄と違い
ワンマン対応の駅施設、車上施設などが見あたらなかった
●日本では車両と車両の間を通れるように「貫通扉」が義務化されているのだけど、
むこうではそれが施錠されていて通れない(火事の時どうするの...コワ!)
●駅に時刻表らしきものが設置されていない
●前照灯(ヘッドライト)が異常に暗い。どうやって視界を確保してるのか?
●行き先方向幕も暗く、何が書いてあるのかわからない
●カーブ曲率が小さいが、電車は容赦なく曲がっていく。すげえ揺れる(^^
●ドアは開けるとき手動
●駅名サインに、前の駅・次の駅の案内は無い
●駅に、次は何行き、などの案内が見あたらない
そして、車両面。
●パリの地下鉄はカーブがきつく、
車両も小さいので車端を写真でご覧のようにすこし斜めに削って、
曲線通過の際の車体の張り出しを抑えています。
で、注目していただきたいのが「戸袋」の処理と、
斜めになった車端部のドアの開き方!
まずは戸袋。戸袋とは、ドアが引き込まれる空間のことですが、
日本の車両が名実ともに「戸袋」と呼べるような専用室のような
構成をとっているのに対し、このパリのメトロのドアの収納は驚くほど簡潔、
かつ合理的にできていました。
●さすがに末端部は戸袋窓がありますが、ドアとドアの間に注目です。
日本の電車は、戸袋があるために、ドアと窓の間に多少なり空間があきます。
でも、この電車にはそのスペースが確保されいません。
というのも、ドアが、少し引っ込んだ窓と車体の間に収納されるからです!
これは、目からウロコが落ちんばかりに驚きました。
そうか、こんな簡単な方法でいいんだ、と!さすが合理主義の国だ!って、感心しちゃいました。
●さらに驚いたのが、絞られている部分とドアの兼ね合いです。
もう一度写真を見て下さい、両開きのドアは、V字型に開くのです。
そうか、別に左右のドアが一直線に開く必要は無いのか!
これまた目からウロコ!日本人には思いつきません。
日本なら、この絞られた車体部分にドアを設置しません、
きっと。ドアがV字型に開けばいいなんて、想像もしないからです。
>>長々とすみません。
でも、クルマにもあれだけサプライズがあるように、やはり興味を示すと
鉄道も「ああ、やはりフランスって面白い」と思えるところが一杯ありました。
そうなのですよ、僕はフランス車好きですけど、それが発端となって
「フランスの文化、考え方」が好きになったのですね。
写真をブログにたくさんアップされてます。
いいですねぇパリ。地下鉄の写真もあります。
僕もパリへ行ったときに、異国なのでいろいろとオドロキもあったのですけど、
一番サプライズが多かったのが地下鉄だったかもしれません。実は。
本館HPにすごい発想と題して、パリのメトロで感じたヘンなところ
(日本の常識と照らし合わせて、の話)を書いているのですけど、
ここでも改めてそのページで書いたこと以外も含めて紹介しますね。
●逆方向から電車が入ってくる。慣れなかった
●車掌がいない?ように感じたのだけど、日本のワンマン地下鉄と違い
ワンマン対応の駅施設、車上施設などが見あたらなかった
●日本では車両と車両の間を通れるように「貫通扉」が義務化されているのだけど、
むこうではそれが施錠されていて通れない(火事の時どうするの...コワ!)
●駅に時刻表らしきものが設置されていない
●前照灯(ヘッドライト)が異常に暗い。どうやって視界を確保してるのか?
●行き先方向幕も暗く、何が書いてあるのかわからない
●カーブ曲率が小さいが、電車は容赦なく曲がっていく。すげえ揺れる(^^
●ドアは開けるとき手動
●駅名サインに、前の駅・次の駅の案内は無い
●駅に、次は何行き、などの案内が見あたらない
そして、車両面。
●パリの地下鉄はカーブがきつく、
車両も小さいので車端を写真でご覧のようにすこし斜めに削って、
曲線通過の際の車体の張り出しを抑えています。
で、注目していただきたいのが「戸袋」の処理と、
斜めになった車端部のドアの開き方!
まずは戸袋。戸袋とは、ドアが引き込まれる空間のことですが、
日本の車両が名実ともに「戸袋」と呼べるような専用室のような
構成をとっているのに対し、このパリのメトロのドアの収納は驚くほど簡潔、
かつ合理的にできていました。
●さすがに末端部は戸袋窓がありますが、ドアとドアの間に注目です。
日本の電車は、戸袋があるために、ドアと窓の間に多少なり空間があきます。
でも、この電車にはそのスペースが確保されいません。
というのも、ドアが、少し引っ込んだ窓と車体の間に収納されるからです!
これは、目からウロコが落ちんばかりに驚きました。
そうか、こんな簡単な方法でいいんだ、と!さすが合理主義の国だ!って、感心しちゃいました。
●さらに驚いたのが、絞られている部分とドアの兼ね合いです。
もう一度写真を見て下さい、両開きのドアは、V字型に開くのです。
そうか、別に左右のドアが一直線に開く必要は無いのか!
これまた目からウロコ!日本人には思いつきません。
日本なら、この絞られた車体部分にドアを設置しません、
きっと。ドアがV字型に開けばいいなんて、想像もしないからです。
>>長々とすみません。
でも、クルマにもあれだけサプライズがあるように、やはり興味を示すと
鉄道も「ああ、やはりフランスって面白い」と思えるところが一杯ありました。
そうなのですよ、僕はフランス車好きですけど、それが発端となって
「フランスの文化、考え方」が好きになったのですね。
ところでこの戸袋構造の車両、これだけ大胆だとスティールカーで地上営業がある路線でも、錆び対策が簡単そうですね。阪急は、スティールカーの一段下降窓の錆処理には随分苦労したみたいです。しかしこれは戸袋構造というより、外吊り構造をスマートにデザイン処理したというべきなのかもしれません。
パリメトロといえば、以前書いたレバー以外にも。。
乗ってきたと思ったら、いきなり車内で乗客相手に何かを主張し(演説風)、終わると乗客にお金をもらって出て行く人に何回かめぐり合いました。あと、駅構内でバイオリンを弾く方もいらっしゃいました。
そして補助席、混み始めると補助席着席者も立つ。そして空くと再び座る。当然なんですけど感心してしまいました。京阪特急は混んでても座りっぱなしの人多いんです。。
メトロってフランスが凝縮されてますよね^^;。
戦後すぐの「桜木町事故」(昭和26年(1951年)4月24日発生って尼崎の事故と一日しか変わらない…ワタクシの誕生日前後なのに…泣)でそれも原因で沢山の人が亡くなったんだよね…それで車両間の貫通化がごく一部を除き(箱根登山鉄道とか大井川鉄道の井川線とか)義務化されたんだけど…暗い話題だけど日本でも大きな事故が遭ったばかりだけにあんまり「サプライズ」と手放しで喜べません…「個人主義」オウンリスクの国だから仕方がないのか…
内容にそぐわなくてすみません…あまりにも最近日本の鉄道の安全性に対しての報道の「偏り」が非道すぎるので…まだ原因はATSだけと決まった訳ではないのに最近取り上げられるのはそればっかり…
余り多くはまだ語りたくないといつも思いながらつい…失礼しました。
トラックバックありがとうございます。
メトロ、驚きと感動がいっぱいでした。
7日間滞在でカルネ4つ使ってますもん(笑) さすがに全線乗車は無理でしたが、色々乗って楽しかったです。
うちのジュゲムは容量無制限なので、まだまだ写真載せるつもりです。また見に来て下さーい。
>80系
色似ていますね!僕もあの電車大好きでした。山科から京都へ抜ける界隈の風情も...。
地下鉄が路面を走る今の姿もかなりエキサイトではありますね(^^
>戸袋構造というより、外吊り構造をスマートにデザイン処理
なるほど、そう受け止めることも出来ますね!窓の外をドアが走るわけですものね。
>混み始めると補助席着席者も立つ
そういうマナーの良さっていいですね...
ねこ@さわさま>
>「サプライズ」
いやいやだからこそ逆にサプライズなのです。事故があったらどうするんだろうという素朴なギモンです。
報道の偏重には腹立たしい限りです。事故は良くない。でも、それ以外のことが一人歩きしている部分が多すぎます。報道は...。これは長くなるので省略します。
でもとにかく鉄道を愛する者として、毎日複雑な思いです。
iMocoさま>
メトロ、面白いですよね。でもはじめはチョット怖かった...。
併走して走る郊外高速鉄道(RER)のほうがもっと怖かったですけど(目の前で置き引きとか目撃しちゃったり)。
写真楽しみにしております!
なんかトンネルとか背が低くて随分コンパクトな地下鉄なカンジがしたような・・ああ、でももう10年以上前の記憶なので定かではないですが・・
でも扉は乗客が手で開けるんでしたよね?
たしかカルネが使い切らなくて、まだ手元にあります。
向こうでは(?)、目礼やアイコンタクトでの意思疎通も日本より浸透していたようなんですが、
電車内で向かい合った男性に意図なくスマイルしたら、警戒心もあらわにあわてて去っていきました。。
私が何したって言うんですか、って感じでした。。(T T)
目がいっていたのか、こんなサプライズ全然気が付きませんでした~。
今、読んでから思い出してみると・・・
そういやドアが手動で、ハンドルみたいの回すんだったことや、乗ったのが深夜2時頃で、かなり警戒して
乗ったけど、幸い特に危なそうな感じはなかった。(そういや24時間運行!?) あとは地上入口がかっこいいことや、改札がドアみたいになってたり、切符売り場の真横あたりで、切符を手で売ってるおじさんがいたり・・
やはり色々発見あったかなと思い出しました^^;
ところで、逆から入ってくるのは、道路と一緒で右側通行だからですよね!?
でも、運転台ってどっち側でしたっけ?
そういや日本の鉄道は車と反対側だぁ・・
>タイヤ
タイヤのと、鉄車輪の双方あります。
タイヤはやっぱりミシュランなのでしょうね(笑
車両はとても小さいです(^^
一部の路線以外では、開けるとき手動。でもこれってムダのない発想ですよね。必要なときだけ開ければいいのですから。
さりさま>
>警戒心もあらわ
そういえば、そんな感じでしたね。なんとなく暗くて怖かったので、僕も気を抜かないで乗っていました。慣れるまでは...。
nekさま>
合理主義を謳う国なのですけど、切符の販売は自販機よりは窓口のほうが便利だったり、面白いですよね。
>右側
地下鉄は日本と進行方向が反対ですが、フランス国鉄は日本と同じ向き、左側通行です。スペインなどは逆だったのですが。