GWに行ったGTの続きです。
尾小屋でナローにメロメロになったあとは、
最近のマイブームである「保存車めぐり」へ。
ほどない距離の「山中温泉」に保存されている、
「しらさぎ号(北陸鉄道6010系)」を見に、小松から一路、山中温泉を目指します。
行く先は、「道の駅山中温泉 ゆけむり健康村」。
ここの崖っぷちに、こんな風に「しらさぎ号」がどーんと置いてあります。
大井川時代には良く見たなあ。また会えてうれしい。
山中温泉には、かつて鉄道が伸びていました。
それが、北陸鉄道山中線。
山中線は、山中駅と北陸本線・大聖寺駅を結んでいた8.9キロの北陸鉄道の一路線でした。
1971年に、モータリゼーションの進展、そして玄関であった大聖寺駅に
特急が停車しなくなったことを受け、廃止されました。
「しらさぎ号」は、この山中線のロマンスカーとして、1963年に登場しました。
山中温泉は温泉を浴びる白鷺を見た鎌倉武士が発見したという伝説と、
白いアルミ車体から「しらさぎ」という愛称が付けられましたが、
正式には6010系(6011+6061)と言います。
同じく山中(加南線)線に投入されていた6000系「くたに」や、
名古屋鉄道5000・5200・5500系、長野電鉄2000系などと同様の
2扉転換クロスシート・18m車という基本レイアウトは、
その姿から想像されるように、日本車輌製造本店製。
まさに「日車標準」とも呼べる昭和30年代の私鉄ロマンスカーの代名詞的
デザインです。
車内。
連結部が全周ホロになっていて、とってもひろびろ。
その外観。
ホロが車体幅いっぱいまで来ています。
見た目最新鋭の「しらさぎ」ですが、
ただし、足回りは「くたに」と異なり旧性能(コスト削減のため流用品)。
軽い車体は、その重い足回りをカバーするために採用されたようです。
当時でもアルミ車体は非常に珍しかったのですが、この車体で得た工法が
のちのち日本車輛にとって大きな経験となったとのこと。
台車。クモハ6011は住友金属工業製KS-30L(SH-11)。
クハ6061は日本車輌製造製のD-16。
これは「NSK」の文字からもわかるとおり、D-16ですね。
山中線が廃止になった後は、大井川鉄道へ「くたに」とともに譲渡。
2001年に廃車になるまで、主力として働いていました。
運転席。
古めかしいですが、最近まで使用されていたとあって、今にも動きそうな感じがします。
大井川時代のままの駅名が残っています。
>>その後、廃車されたまま千頭駅に留置されていたのですがが、
2005年にゆかりの地である山中温泉での保存が決定。
そしてこうして、「道の駅山中温泉 ゆけむり健康村」にやってきた、というわけです。
いい話です(涙
>>末長くこの地で保存されるといいな、と思いつつ、山中温泉をあとにしました。
尾小屋でナローにメロメロになったあとは、
最近のマイブームである「保存車めぐり」へ。
ほどない距離の「山中温泉」に保存されている、
「しらさぎ号(北陸鉄道6010系)」を見に、小松から一路、山中温泉を目指します。
行く先は、「道の駅山中温泉 ゆけむり健康村」。
ここの崖っぷちに、こんな風に「しらさぎ号」がどーんと置いてあります。
大井川時代には良く見たなあ。また会えてうれしい。
山中温泉には、かつて鉄道が伸びていました。
それが、北陸鉄道山中線。
山中線は、山中駅と北陸本線・大聖寺駅を結んでいた8.9キロの北陸鉄道の一路線でした。
1971年に、モータリゼーションの進展、そして玄関であった大聖寺駅に
特急が停車しなくなったことを受け、廃止されました。
「しらさぎ号」は、この山中線のロマンスカーとして、1963年に登場しました。
山中温泉は温泉を浴びる白鷺を見た鎌倉武士が発見したという伝説と、
白いアルミ車体から「しらさぎ」という愛称が付けられましたが、
正式には6010系(6011+6061)と言います。
同じく山中(加南線)線に投入されていた6000系「くたに」や、
名古屋鉄道5000・5200・5500系、長野電鉄2000系などと同様の
2扉転換クロスシート・18m車という基本レイアウトは、
その姿から想像されるように、日本車輌製造本店製。
まさに「日車標準」とも呼べる昭和30年代の私鉄ロマンスカーの代名詞的
デザインです。
車内。
連結部が全周ホロになっていて、とってもひろびろ。
その外観。
ホロが車体幅いっぱいまで来ています。
見た目最新鋭の「しらさぎ」ですが、
ただし、足回りは「くたに」と異なり旧性能(コスト削減のため流用品)。
軽い車体は、その重い足回りをカバーするために採用されたようです。
当時でもアルミ車体は非常に珍しかったのですが、この車体で得た工法が
のちのち日本車輛にとって大きな経験となったとのこと。
台車。クモハ6011は住友金属工業製KS-30L(SH-11)。
クハ6061は日本車輌製造製のD-16。
これは「NSK」の文字からもわかるとおり、D-16ですね。
山中線が廃止になった後は、大井川鉄道へ「くたに」とともに譲渡。
2001年に廃車になるまで、主力として働いていました。
運転席。
古めかしいですが、最近まで使用されていたとあって、今にも動きそうな感じがします。
大井川時代のままの駅名が残っています。
>>その後、廃車されたまま千頭駅に留置されていたのですがが、
2005年にゆかりの地である山中温泉での保存が決定。
そしてこうして、「道の駅山中温泉 ゆけむり健康村」にやってきた、というわけです。
いい話です(涙
>>末長くこの地で保存されるといいな、と思いつつ、山中温泉をあとにしました。
実はこのあと街中散策とか、温泉卵食べたりとか、湯につかったりとかしてゆっくりして帰りました(^^
いいお湯でした。。。北陸の湯は、どこもいいですね。。。
さすが、お詳しいですねー。
石川に降る雨は特に酸性が強いそうなので、だんだんボロくなっていくでしょうが、尾小屋のポッポのように屋根をつけてあげられないものかと思ってしまいます。
それから、ここ結構良い温泉なんですよ!
寄られてなさそうですが、次はぜひ。
FTPにも行きたかったのですが小松での尾小屋鉄道車両のGW特別運転に合わせて、フライングしてしまいました...。
北陸のみなさんにご挨拶も出来ずでした。
いまの伴侶がGTカーなので、また行きますね、北陸。
とくさん
TBどうもです~。
とくさんの記事見たら広い貫通路とか、思いきりかぶってるw
やっぱり見るところ一緒なのね(嬉
で、今はこの"ロマンスカー"の役割が、各地の高速バスに取って代わった、と思うと、鉄もバスも好きなワタクシ的にはなんとも考えさせられる状況ではあります・・・。
その道の駅の温泉はよく行きますよ~♪
山中はその小ささも魅力的で素敵な温泉地。
そういえば、気がつけば知らないうちに電車があったんですが、退役後にはるばるゆかりの地にもどってきたんですね。
そういえば、今庄にはデゴイチがあったような記憶が…