Retrospective...

イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

【セダン蒐集癖】 Vol.107 無難こそセダンの王道 サニー(B13)

2008-04-06 | セダン蒐集癖。


売れに売れたトラッドサニー(B12)の後継車として登場したのが、
「トラッドサニーの角を丸くしたデザイン」のB13サニーです。
愛称は、「スタンダード・サニー」。

大衆実用車でありながらも、そのクラスの高級路線化が顕著になりつつあり、
外装・内装も上級嗜好でデザインされていて、
これまた今見てもそんなに古く見えないのがいいですね。

ただ、こんなに伸びやかにボンネットとトランクがついた「純3BOX」なのに
全長は4.2mしかなく、その結果車内はお世辞にも広いといえなかったのは
確かです。
しかも、高級路線もあまり当たらず、B12ほど目覚しく販売を伸ばしたようでは
無かったみたいです。
でも、この無難さ、まさにセダンの王道って感じがして、結構スキです。
もう二度とこういうクルマ発売されることはないでしょうし...。

で、ロワーグレードマニアとしては(汗
このクルマの白+前後巨大な無塗装バンパーなんぞたまらんです。
その一方で、1800GT-Sなんてのもあったなあ。あれも良かった。


>>このあとB14サニーに変わり、またB13みたいなデザインに戻ったB15を経て、
現在はそのサニーの名前も無くなり後継のティーダが出ている昨今ですが、
このB13サニー、どっこい生き残っていて、
メキシコの現地生産車で日産tsuruなる名前で命脈を保っています!

>>このサニーも北米仕様(セントラ)がかっこいい。
これまた個人輸入とかしてる漢がいます...しかも日本に無い2ドアセダンですぜ(涙
コメント (9)
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