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イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

<セダン蒐集癖>Vol.52 日産インテリアイズムのはしり C33ローレル

2006-12-21 | セダン蒐集癖。


ローレルというクルマは、
セドリック・グロリアといった最高級ではなく、
かといってブルーバードではないというプチゴージャスな独特のポジショニングで
なかなかいいクルマだったと思っています。

今日のローレル?はC33型。
スリークで低い典型的なハードトップ・サルーンでしたが、
着目すべきは内装のなかなかのセンスの良さ。
ダッシュボードのデザイン、内装素材もそれまでの「高級」というイメージから脱却し
「上質」に変化しました。
外観も意外と面が練りこんである感じで、飽きの来ない綺麗なクルマだと思います。
そして、名機RB。この直6、結構好きなんです。

ローレルはその後も上質さを売りにした戦略を続け、いまの
日産インテリアイズムの急先鋒・ティアナにそのポジションを譲っていますが、
そう思うと、このローレルあたりから
日産のインテリアは急激に良くなったと思います。


>>クラブS、クラブLとキャラクターを明確にしたのも良かったですね。
この写真のクルマは、前期型。なつかしい。色も、いかにもローレル、という
カラーリングですがモール風の塗り分けがボディカラーに準じた違う色というのが
なかなかかっこいいですね。

>>5ナンバー、四角いデザインで実に乗りやすい車でした。

★2006.11 世田谷区で撮影
コメント (7)
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