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イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

消えていった商用車~第2回 くろがね編

2005-11-08 | 消えていった商用車
さてさて、意外に反響が大きかったのに気を大きくして(汗)、行きましょう第2回。えへへ。


第2回は、くろがね。
これまたマイナーなメーカーでございます。

くろがね自動車は、戦前から自動車を生産していた「日本自動車」に端を発し、
昭和20年に「日本内燃機製造」と改称、
さらに昭和32年にオオタ自動車と合併して「日本自動車工業」へ。
のち昭和34年6月に社名を「東急くろがね工業」と変更、
軽四輪から2トン車まで生産していました。
そして昭和36年に倒産してしまいました。

くろがね、の名前は古く、日本自動車時代の「ニューエラー」が
1937年に「くろがね号」と改称されたのが始まりです。
当時の陸軍が満州で使った四輪駆動車「くろがね四起」は有名です。



では。進みましょう。


1.くろがね三輪トラックKY10型

当時、三輪トラックは大小さまざまあって、このくろがね三輪トラックもそのひとつです。
このKY型は、三輪トラック最強(^^)の直4・1488cc 62PSエンジンを搭載。
なお、これ2トン積みです。走らなそうだなあ(^^;
ちなみに、くろがねはマツダやダイハツよりも約10年早く姿を消したため、
現存車両は極めて少ないようです(福山時計自動車博物館にあるらしい!)。


2.くろがねベビー

前述の通り、くろがねは軽4輪からありました。
このベビー、なんと軽4ワンボックスとしてはスバル・サンバーよりも早く、
日本で最初だったのです。しかもすでに4サイクル。すごい。
現存車両は...あーさすが日本自動車博物館にはあるのね...サスガだわ(驚

リアエンジンなのはサンバーと同じ。でも、ご覧のように

エンジン搭載部分はカバーになっていてまるまる荷物が積めない...
というかこの「キャンバスワゴン」、凄まじくカッコいいですね。
欲しいかも。
ちなみにこんな使用イメージ...




ピクニックというコトバがぴったり。
か、かっこいい......(汗



さて。最後は...。
3.くろがねノーバ

ああ...ここまで来るともう詳細がわかりません(涙


>>2回目でこんなマニアックなことやって、これから先も
みなさん読んでくれるのかしら(号泣
まだまだあるんですよ...先が(汗

>>今日のアニス...
画像無いですが。
サークル(ケージ)から10日間は出せないのですけど、
その中が25度前後無いといけない。
でも、そうすると部屋が暖まりすぎて人間がたいへん。
なので昨日、ヒーター(ホットカーペット)を調達しました。
でもそこで寝てくれないのね君は(笑
まあこれから寒くなるんで、役に立つはずです。
コメント (27)
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