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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

力技

2022年10月21日 | 研究
青森県高校総合文化祭の国際理解部門に出場することになったFLORA HUNTERS。
本校が事務局なので参加を命じられたというのが本当のところですが
出るからにはみっともない発表はしたくありません。
しかしストックホルムで発表してきたのは、乾燥地の塩害抑制技術の開発という
ガチガチの科学研究。そんな理系の発表を真面目しても
審査される方はおそらく文系の方が多いと予想したフローラは、
研究については優しく最初に説明し、途中から別な視点でまとめることにしました。
それが研究成果を、いかに海外の方に
分かりやすく伝えられるかというチャレンジ。これだって立派な研究です。
つまり「塩害抑制」と「分かりやすい海外への情報発信」という2本立で披露するのです。
情報発信のポイントは日本らしさ。日本文化のアニメやお笑いをうまく使って
情報発信すると理解してもらいやすいという実体験を研究という形で発表します。
題して「塩害抑制システムの開発と日本文化を活かした情報発信の研究」。
TEAM JAPANの関係者がご覧になったら、
かなりの強引な力技だと笑っちゃうかもしれません。
これが吉と出るか凶と出るかは開けてからのお楽しみ。
受賞できなかった世界大会。でもそこでの経験を貪欲に次なる発表ネタにするあたり
肉食系植物研究集団TEAM FLORA PHOTONICSをルーツにもつだけあります。
青森県高校総合文化祭国際理解部門は明日、青森市で開催されます。
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懐かしの付録

2022年10月21日 | 研究
ここにあるのはプラスチック製の浄水器。
水が土や石などを透過することで
浄化されていくことを教えてくれる子供用の教材です。
まるで子供の時に読んだ「科学」という学年誌の付録。
おもちゃのように見えますが、筒がいくつかに分かれていて
中に好きなものを充填して浄化実験できる優れものです。
2020年、Jr.が新しい水質浄化実験を始めた際に手に入れたもので
数セットあり、とても便利なので
アイデアをちょっと試す場合によく使われました。
現在、このおもちゃは馴化温室にありますが
こちらもそろそろ片付けなければなりません。
馴化温室には何段積みにもなった収納ケースがたくさんあります。
こちらに実験資材などを分類してしまうのですが
荷物がどんどん増えてくるので収まりきらなくなってきました。
このところ急激に気温が下がってきました。
メンバーの話では温室の足場が撤去されたとのこと。
急がなくてはなりません。
なお学研の科学の付録をメーカーが紹介しているホームページ
あるので、気になる方はご覧ください。懐かしいですよ。
さて青森県にお住みの方にニュースです。
明日朝9時からNHKの「青森もりもり」という番組に
名農野菜班が出演します。もちろん主役は南部太ネギ。
野菜班の食レポもあるようなのでどうぞお楽しみに。
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Yahoo!ニュースに載っちゃった

2022年10月20日 | 研究
なんと昨日、国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)から
記事ができたので掲載しましたという連絡が入りました。
これは取材された時の様子ですが、
ユニフォームであるTシャツをきています。
それだけ大掛かりな取材でした。
しかし数えてみると5名しかいません。
悲しいことに代表が病気でしばらく休んでいたのです。
運がないですね。しかし記事の中には
ちゃんと名前が出てくるので仲間外れではありません。

土壌を改善し、農業基盤を下支え【自然と向き合うワカモノたち】
◆サイエンスポータル

◆Yahoo!ニュース

嬉しことにヤフーニュースにも載りました。
ぜひご覧ください。
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象形文字

2022年10月20日 | 研究
これは2017年、TEAM FLORA PHOTONICSが
ボランティアの全国大会に出場した際にブース一面に掲示した巨大ポスター。
サクラソウ救出物語を伝えるものですが、何と縦180cm、横270cmもあります。
大型プリンターで分割して印刷し、会場で張り合わせました。
ここでFLORAはある実験をします。それはポスターの中央にある不思議な絵文字。
99%のブースでは文字がたくさん書かれた模造紙大のポスターを何枚も掲示しますが
FLORAはその逆。何とほとんどの文字をなくしたのです。
理由は今までの経験。この大会にはブースが100展も並びます。
したがって中に入ってじっくり文字や写真を読んでいては時間がなくなります。
そんなことから来場者は説明者の話に耳を傾け、理解されたら次へと進まれるのです。
だったら弁士の話をサポートする大きな象形文字でもいけるんじゃないかと考えたのです。
作戦は大成功。来場者は少し離れていても文字が大きいのでよくみえ、
メンバーの耳を傾けてくれます。この文字だけではなかなか理解できませんが
ブースには口の達者な弁士がいて、これまた上手に話します。
弁士はこの年の農業クラブ全国大会の意見発表会に出場した3年生と、
2018年の水の国際大会に出場した2人で、その他のメンバーは客寄せに回りました。
また弁士の話をサポートするためにこのポスターの両脇に
縦横180cmというとんでもなく大きな写真も掲示してました。
それが津波被害を受けた種差海岸と海を背景にサクラソウを救出するインパクトある写真。
この前衛的なブースは静かな話題を呼び、各ブースの高校生が見にきます。
大会が終わって主催者から一番印象的な展示だったと
お褒めの言葉もいただいています。
何でも遊んで実験する。これぞFLORAの真骨頂です。
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秋の恒例行事

2022年10月19日 | 研究
研究しては発表し、評価をいただくのが長年続いているフローラのルーティン。
さまざまなコンクールに応募してきました。
その中で2009年の結成以来、ずっとチャレンジし続けている大会があります。
それが毎年11月23日に京都大学で開催される科学技術のアイデアコンテストです。
でも本当のことをいうと、1度だけ応募しないときがありました。
それが修学旅行と重なった時。2学年を担当していたのでさすがに諦めましたが
当時の3年生のフローラメンバーには悪いことをしました。
さてこれは2017年頃、TEAM FLORA PHOTONICSがそこで発表したアイデア。
彼らは偶然、メンバー5人とも水を用いた研究をしていたので
当時、TEAM AQUA PHOTONICSとも呼ばれていました。
数ある研究の中で応募したのがこれ。「水中植物工場」です。
ジュンサイなど水中で育てる作物に、チーム得意のLEDを照射して生育を早めたり
ポリフェノールなど機能性成分を増強しようというアイデアでした。
この図表はLEDを水の上から照射した場合、波長の青より赤が届きにくいことを
実験で証明した図表です。海が青く見えるのと同じ原理なので
新発見ではありませんが、それを踏まえてLEDの照度を考えなければならないと
フローラ は提案しています。また実際にLEDを照射し、機能性成分が増えることも
明らかにしました。水中植物工場とはなかなかユニークな研究でした。
フローラがこの大会に応募し続けているのは、発表する楽しさはもちろんですが
秋の京都に行けるというのも大きな理由。修学旅行では知ることができない京都を
堪能できるからです。しかし昨年はコロナでオンライン開催。
そこで今年こそはと期待したのですが、やはりオンラインになってしまいました。
楽しみにしていただけあって、みんなとても残念です。
とはいっても数百もの応募者の中からベスト9に入らなければ決勝には行けない
かなりハードルの高い大会。今年の結果はいかに。まもなく予選通過者の発表です。
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