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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

記憶の継承

2022年10月01日 | 研究
机に向かって書いているのは日記。
ストックホルムでの毎日の出来事や気づいたことなどを文字に残しています。
これは日本ストックホルム青少年水大賞の主催者からの依頼。
大会の詳細はその年によって変化しますが、基本的にはほぼ同じ。
したがってスムーズに大会に参加するにはいくつかポイントがあります。
しかし参加する日本代表生徒は当たり前ですが毎年違います。
それも彼らは多感な高校生。大人の感覚とは当然感じるところも違うはずです。
そこで主催者は毎年、このような簡単な日記を書いてもらって
次なる代表に渡しているのです。いわば記憶の継承。
そういえば2012年と2018年のTEAM FLORA PHOTONICSも
日記を書いていました。書いていないのはコロナでオンライン大会になった
2020年のTreasure Hutersだけかもしれません。
日記を書きながら今年代表になったFLORA HUNTERSの2人が
「大会には20歳まで出られるの?」と質問してきました。
そうだけど日本は高校生を選んでいるようだと話すとなぜか残念がっています。
18歳の彼女たち。もしかしたらもう1回チャンスがあるんじゃないかと
真面目に考えたようです。大会前まで苦しんだはずの彼女たちですが
北欧での素晴らしい経験は、今までの苦しさを遥かに上回っていたようです。
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水量が減ってる

2022年10月01日 | 生物生産科
今日から10月。南部町も秋真っ只中。
今、名久井農業高校ではまもなく中生リンゴの収穫が始まります。
こちらは町のシンボルでもある馬淵川と名久井岳。
果樹園である第1農場に行くには、この馬淵川を渡っていきますが
爽やかな秋風が吹いて、とても気持ちいいものです。
昔は川を遡上するサケを眺めているうちに
授業に遅刻したと言い訳をする生徒がいましたが
左側に見える建物はサケの孵化場。まんざら嘘ではありません。
馬淵川は今年、大雨で氾濫しそうになりましたが、
これがいつもの水量です。年々少なくなったように感じますが
おそらく原因はこの中洲。
大雨で土砂が次第に堆積しているのでしょうか。
ずいぶん大きくなっています。
このままいくと大きな馬淵川がふたつに分かれてしまいそうです。
また川底が浅くなると氾濫しやすくなります。
そろそろ掻き出す頃合いではないでしょうか。
中洲のことを中之島といったりもします。
今に名久井中之島ブルースなんて歌ができるかもしれません。
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