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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

花の命は短くて!!

2017年07月22日 | 研究
先日開花したばかりのハスの花。
残念ながらもう花びらが散り始めています。
「花の命は短い」とよくいいますが
ハスはわずか4日ほどで散ってしまいます!
大きく荘厳な花だけにその早さには驚かされます。
さて先日、ここで「ハスの開花」という記事をご紹介しました。
その時の写真とこのハスの写真を比べてみてください。
何が不思議なことに気がつくと思います。
おわかりですか?花の色が違うのです。
赤かった花がいつのまにか白花になっているではありませんか。
実はこのハス、「粉娃蓮」という品種で
赤い花が3日目には白くなるという色変わりが特徴なのです。
この日は開花からちょうど3日目。
調査をさぼっても色を見ると開花日がわかるので
助かっています。
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どこまでもフォトニクス!!

2017年07月21日 | 研究
さて2年生のペコロス研究。
いったい何を調査しているかというと
タマネギの肥大と光の関係。
相変わらず、そしてどこまでも
植物と光の関係を探るフォトニクスの道を進んでいます。
さて結果はこれまた面白いものになりました。
左が普通に太陽のもとで栽培したもの。
真ん中が赤い光で育てたもの!
いずれも丸い形をしています。
ところがどうでしょう。
左端の青い光で育てたタマネギは
なんと横に長い姿になりました。
たくさん収穫しましたが、この特徴はみな同じ。
でもこの姿は仮説通りの結果で
本当の興味は成分の変化。
さっそく分析にまわした2年生。
結果が届くのが楽しみです。

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フローラの流儀!!

2017年07月21日 | 研究
チームフローラフォトニクスの2年生が
先日、小さなタマネギであるペコロスを収穫しました。
もちろん実験のため栽培しています。
ペコロスには専用品種もあるそうですが
普通の品種を密書栽培することで
小さく育てることもできます。
チームが普通の大きなタマネギではなく
ペコロスを栽培する理由はただひとつ。
収穫までの期間が短いからです!
夏には研究を終え、秋には発表にでるのがチームの流儀。
今年もこの流儀に従って短時間で研究を終えました。
さて面白いのは礫という小さな小石で栽培したところ。
ご覧のように土が一切つかず、きれいです。
これは目的ではありませんが、
収穫も簡単でこれはいいものだと関心しました。
タマネギの植物工場はまだ聞いたことがありませんが
この経験は将来役立つかもしれません。
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ネットでバリア

2017年07月20日 | 研究
チームの2年生が栽培しているカボチャ。
先日、畑を赤いネットで覆いました。
これはカボチャを襲うカラス対策。
ネットに効果があるのか、
赤い色に効果があるのかは不明ですが
地対空ミサイルを持たないチームは
とりあえず何もせずにやられるよりは
出来る限りの対策をしようとしているのです。
先日、別の畑にカラスがきていました。
ネットのバリアで防御できるのか、
はたまたカラスがそれをかいくぐるのか!
いよいよ人とカラスの知恵が試される
季節になってきたようです。
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夏休みはいつまで

2017年07月20日 | 学校
このところ猛暑が続いています。
北国育ちだからか30℃を超す中で
授業や外で実習をするのはとても辛く感じます。
でも今日から名農は夏休み。
他校より一足早い休み入りのようで
暑さから少し逃れることができそうです。
関東などは夏休みが8月一杯。
青森県はほとんどが8月下旬まで!
名久井農業高校でも2017年は8月22日から
学校が再開され、2学期がスタートします。
夏休みが短い分、冬休みが長く設定されているのです。
ところが最近は温暖化による気象の変化なのか
青森とはいえども夏はとてつもなく暑く
また冬は厳しい寒さにさらされることが多くなりました。
春や秋が短く、夏と冬が長くなったのでしょうか。
冬休みは長く、そして夏休みはもっと長く。
おそらくこれが名農生の本音だと思います。

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