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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

日陰の花?

2017年07月09日 | その他
日陰の花といえば
世間から脚光をあびることなく
それでも精一杯頑張っている様子を思い浮かべますが
実は日陰でもちゃんと育つ花はちゃんとあります。
これはニュードーンというバラ。
New Dawn とは新しい夜明けという意味で
数あるつるバラの中でも先駆的な品種といわれています。
嬉しいことにこのバラは少々の日陰でもちゃんと花を咲かせてれます。
たくさん花がつくようになれば香りも楽しめます!
さらにアジサイやインパチェンスなど
日陰にも強い花はたくさんあります。
これらを葉物とうまく組み合わせると
シェードガーデンと呼ばれる素敵な庭なり
北側の庭をお持ちの方でも植物を楽しむことができます。
すべての植物が明るい光を好むわけではありません。
生物の多様性に感謝しましょう。
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とうもろこし開花!

2017年07月09日 | 研究
ご覧ください。
なんだか情けない姿のトウモロコシです。
それもそのはず、小さな水耕栽培装置で育てているからです!
トウモロコシは大きくなります。
そのため栄養をたくさん必要とする植物です。
ちょっとこの小型水耕装置では可哀想だったかもしれません。
これは1年生のフローラJr.の研究。
学校からもらってきた苗を5月から育てていましたが
とうとう花が咲きました。
これはトウモロコシの雌花です。
絹糸と呼ばれるひげ状の雌しべが顔を出しています。
雄花は写っていませんが茎の先端についています。
面白いことにトウモロコシは雄花が先に熟し
雌花は遅れて熟します。
したがって受粉は他の株の花粉を頼ることになります。
もちろんこれは自家受粉を避けるためのトウモロコシの知恵。
さらにトウモロコシはC4型というちょっと変わった光合成を行ます。
これは吸収した二酸化炭素を倉庫にしまい
そこから取り出しては光合成を行うシステムで
少々環境が悪くても光合成ができるという優れもの。
身近な植物ですが、他の植物にはない能力を持っているのです。
そんなトウモロコシを相手に1年生は何を研究しているのでしょう。
まもなく実験が始まります。
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紫と白!

2017年07月09日 | 学校
チームの温室脇に紫蘭(シラン)が咲いています。
種子をたくさんつけることから
生物工学の無菌は種の格好の題材とされています。
それもそのはず、チームが現在使っているところは順化温室。
バイオテクノロジーの技術でランの種子を試験管内で発芽させ
鉢あげした苗を外界に出す前に少しならすための温室です。
本来であればここはバイオの温室。
そばに教材の紫蘭があるのは当たり前です。
いつかはこの温室をバイオ部門に返還しなければならないのかもしれません。
さてこの紫蘭、よく見ると白い花も咲いています。
紫の蘭だからシランのはず。
じゃあこれはいったいなんと呼べばいいのでしょう?
何だか頭がおかしくなりそうです。
そこで名前を調べてみました。
するとびっくり、白花紫蘭(シロバナシラン)。
なんじゃこりゃ?
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赤と黒!

2017年07月09日 | 
道を歩いているときれいな赤い実を発見しました。
ご存知、すぐりです!
漢字でどう書くのか調べてみるとびっくり。
なんと「酸塊」と書くのです。
とても美味しそうな文字ではありません。
どうやら昔からかなり酸っぱいものだったようです。
すぐりにもいろいろ種類があるようで
このすぐりが何だかはわかりませんが、
昔からあるレッドカラント、
日本語でいう赤房すぐりの仲間ではないでしょうか。
さて青森県の新しい名物にしようと
青森市が取り組んでいるものに黒房すぐりがあります。
これはブラックカラントと呼ぶよりは
カシスといった方が馴染み深いはずです。
赤でも黒でも美味しいジャムになるベリー類。
旬を楽しみたいものです。


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