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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

冷やしトマトはいかが?

2017年07月26日 | 環境システム科
環境システム科の学校設定科目「起業チャレンジ」。
水耕栽培装置を駆使して農業経営に挑戦するという
かなりアグレッシブな授業です。
やってみると分かるのですが
難しいのは栽培よりも販売。
いくら良いものを作ってもお客様にお金を出してもらうのは
そう簡単なことではありません。
1学期の授業はとっくに終わり、
最後のビッグイベントである体育祭も終わり
終業式を迎えたその日、彼らはある販売計画を実行しました。
それがこの「冷やしトマト」!
冷たい水にトマトを入れて
その場で食べてもらおうという作戦です。
この日も暑い名農、冷えたジュースを買う感覚で
ついつい買ってしまう人が多く
なんと完売してしまったのです。
これも売り方の知恵。
なかなかやるもんです。
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AI温室があればいいのに!

2017年07月26日 | 研究
先日、秋田を襲った豪雨。
街を流れる馬淵川の水位が上がり
隣の三戸町では避難勧告が発令され、
名農のある南部町でも氾濫するかとヒヤヒヤしました。
しかし今回はなんとか持ちこたえ洪水は免れました。
雨が止んだ翌日、チームの温室にいったところ
ご覧のとおり床が濡れています!
それもそのはず、暑かったので
温室の入り口のガラス戸を開けっ放しにして
網戸だけ閉めていたのです。
幸い風は強くなかったのか、
それ以外の異常はなくひとまず安心しました。
突然雨が降ったり風が強くなっても
南部町に住んでいないのでわかりません。
スマートフォンでリアルタイムで
温室の環境がわかるシステムがあります。
これからはこのようなITを活用して
温室の窓を閉めるなど遠隔操作ができたり
温室自体が異変を感知し対処する
人工知能を持ったAI温室もまもなく誕生すると思われます。
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イチゴの行方?

2017年07月25日 | 環境システム科
環境システム科自慢の立体水耕栽培装置に
見事なイチゴがたくさん実っています。
昨年から夏秋イチゴに変えたため、
夏でも秋でも採れるようになりました。
しかし昨年は小粒なものがいっぱい実って大失敗。
今年は摘果することで数を減らし
大粒?なイチゴをコンスタントに得ています!
ところでこのイチゴ、いったいどうしているのでしょう?
校内販売している様子も見られません。
もしかしたら酸っぱいので冷凍保存し、
あとでジャムにでもしようとしているのでしょうか。
もしかしたら体験入学や夏に開催される
名農サイエンスで野菜コースを選択した方に
試食してもらうのかもしれません。
今も温室にはたくさんのイチゴが実っているので
気になってしょうがありません。
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ショップ・フローラの機能性アップルパイ完成!

2017年07月25日 | 研究
さて2年生が作った摘果りんごのアップルパイが出来ました。
卵がなくなってパイ生地に塗れなかったので
つやはありませんが、さくさくの出来上がりです。
さて食べてみましょう。するとびっくり。
摘果りんごの欠点であるエグミなどまったくなく
とても美味しいアップルパイになっています。
それ以上に驚いたのがさわやかな酸味!
一般的なアップルパイのレシピには
レモン汁を少量入れるよう指示していることが多いのですが
今回はまったく入れませんでした。
なぜなら摘果りんごは幼果なので
甘みは少ないのですが酸味はかなりあります。
そこであえてレモンなしで
摘果りんごだけの酸味を活かしてみたのです。
これは大成功。試食した2年生も手伝いにきた3年生も
美味しいと大はしゃぎです。
本来ならば先生方に試食してもらうのですが
それすらもったいないと自分たちで食べて
残りは持ち帰ってしまいました。
それだけ美味しかったということなのでしょう。
でも焼きりんごをまるごと入れたものは
やはり皮が気になるようで今ひとつでした。
でもこの調理実習は単なるビストロ・フローラの遊びではありません。
ポリフェノールを調べたところ、通常のりんごに比べ
このパイのりんごは30%以上も多いことがわかりました。
チームフローラの商品販売部門をショップフローラフォトニクスといいますが
この機能性アップルパイはショップフローラの新商品になりそうです。
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絶品!摘果りんごのアップルパイ!

2017年07月24日 | 研究
飛び入り参加の3年生チーム女子の作品。
こちらもパイ生地にりんごをのせていますが
こちらは焼きりんごではありません。
摘果りんごの芯をとり、それを刻んで
砂糖、シナモン適量と混ぜて
レンジに数分かけたものです。
焼きりんごも同様に作りますが
刻んだところ、まだ半生なところが違います。
まるごと1個の焼きりんごだけの試食では
皮が気になるとの指摘を受けた2年生。
それを聞いた年生は1cm角ほどに刻んでみました!
皮をむかない理由は2つあります。
ひとつはピンポン玉ぐらいの小さな果実の
皮をむいていたては手間がかかりすぎること。
さらに皮付近に高機能生のりんごポリフェノールが
あることがその理由です。
さてこの後、パイ生地をかぶせて
180℃のオーブンで15分ほど焼いてできあがり。
さてお味はいかがでしょう?
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