花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

こんにちは赤ちゃん

2016年12月29日 | 研究
チームの1年生が取り組んでいるナメコ研究。
年末となり、いよいよ発生し始めました。
これが普通に栽培したもの。
小さな赤ちゃんが地面から
顔をあちこちに出し始めています。
キノコの菌床栽培では、菌糸がオガクズなどの培地に十分繁殖したら
培地の表面をきれいにかきとってしまう「菌かき」という
発生処理をするのが一般的です。
なぜならこの作業により菌糸が切れ、
その物理的な刺激によりキノコが発生するからです!
このナメコも菌かきをして発生を促しました。
しかしこれだけでは研究になりません。
では1年生がとった新しい発生処理とはなんでしょう。
次の写真をご覧下さい。
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完全アウェー?

2016年12月28日 | 研究
会場は兵庫大学。
地元の商工会などたくさんの外部審査員がいて
とても力を入れたイベントであることがわかります。
書類選考で勝ち残った9校が2つの部門に分かれて
ビジネスプランとしての内容を競いますが
チーム以外の参加校は地元兵庫の高校だけと完全アウェーの環境。
ちょっと不安なメンバーです。
午前中はリハーサルでしたが、なぜか公開ではありません。
さらに参加する高校生は空き時間をみつけてはみんな練習に励んでいます。
一生懸命練習する姿を見て不思議だなあと思っていたところ、
以前、関西の先生から聞いた話を思い出しました!
それは「近畿や九州の発表会は演出がすごい」ということ。
もしかしたら他校のみなさんは発表中に寸劇や派手な演示でも
するかもしれないそう思ったら、非公開のリハーサルも
直前までの練習もわかるような気がします。
しかしチームはそのような派手な演出をするのは効果的であれば賛成ですが、
どうも素人のため自己満足になる傾向が強く違和感を感じるものが多いことから
どの発表会でも演出は控えめにして内容重視で臨んでいます。
ところがここは演出重視のお国柄であり、チームの発表は完全に場違い。
まずいと思ってももう手遅れ。
発表順が一番最初の名農の発表となりました。
やはり淡々とした名農の発表に審査員はびっくりしている様子です。
さらに次に発表者を見ると、すでに着ぐるみを着ています。
予感が当たりました。
しかし残念ながらチームは飛行機の都合で
他の発表を見ることなく帰らなければなりません。
主催者の兵庫大学はタクシーまで準備して見送ってくださいました。
兵庫大学の皆様には本当にお世話になり深く感謝申し上げます。
ド派手な演出の発表を本当に見たかったのですが
こればっかりはしかたがありません。
他の発表も見ず、結果もわからないまま青森への帰路につきました。
追伸:後日、第2位である優秀賞の賞状が届きびっくりのメンバーでした。
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JR西日本?

2016年12月28日 | 研究
発表会当日、チームの3年生は神戸三ノ宮から
JR西日本の電車で加古川を目指しました。
毎年、京都にきているチームですが、
あれはシンデレラエクスプレスで有名なJR東海の新幹線。
したがってJR西日本の電車に乗るのはめったにありません。
三ノ宮から加古川へは快速電車で向かいます。
途中、姫路や明石など聞いたことのある地域を通ります!
また瀬戸内の海を見ながら走るのですが
途中、大きな瀬戸大橋も見えてきます。
淡路島が大きいことにも感動しながら乗ること40分。
目的ある東加古川駅に着きました。
歩いて会場へ向かいましたが北国とはまったく違う穏やかな気候。
キンカンが庭木になっていて、
メンバーも興味深げに眺めていました。
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右往左往!

2016年12月27日 | 研究
関西に行くといつも思うのですが
なぜかエスカレーターは右に立ち左側をあけます。
関東では左に立って右側をあけるので真逆です。
なぜこのように正反対の風習になったのでしょう。
調べてみてもこれという理由は見つかりませんでした!
右利きが多いから右手でエスカレーターのベルトをつかむのは
合理的だという意見もあるようですが、
でもなぜ関西だけがそうなのかは説明できません。
ただ阪急電鉄が一時、「歩く人のために左側をあけてください」という
アナウンスを流したことがあるということは分かりました。
今ではこのようなアナウンスはしていないようですが
それがきっかけになったのかもしれません。
さてチームは東京駅では左立ちですが、
大阪に来るとならって右立ちに変えます。
そのうちどっちがどっちか分からなくなり
文字通り右往左往してしまい笑ってしまいます。
さて京都はどうでしょう。
毎年京都にいきますが、こちらはユニーク。
京都駅では全国から人が集まってくるため
関東と同じ左立ちが多いような気がします。
ところが京都市内のデパートなどに行くと
地元の人が多いためか、こちらは右立ち。
遠征では関東、関西の違いを肌で感じることができます。
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神戸といえばイルミネーション!

2016年12月27日 | 研究
伊丹空港からリムジンバスで三ノ宮にやってきたメンバーを
出迎えてくれたのがクリスマスイルミネーション。
とてもきれいなので思わず記念写真を撮りました。
今年の夏も2年生が観光選手権出場のため神戸に来ましたが
あの時は港のそばでビル群ではありませんでした。
ところが三ノ宮は商業ビルもありますが
オフィスビルがたくさんあるビジネス街でした。
しかし都会なのですが、区画整理がされていないせいか
何んだが昔の昭和の面影も残す不思議な感覚に包まれます!
そんなレトロな街並ですが、歩道橋や建物などは
なぜか東京と比べ新しい作りであるのがわかります。
そんな時、思い出したのが阪神淡路大震災。
平成7年1月17日に発生した大きな地震です。
火事も発生し、さらに高速道路も倒れ
遠く青森からでもその被害の大きさには驚かされました。
もしかしたら古い町の作りながら建物が新しいのは
再建されてまだ10年ぐらいしか経っていないためかもしれません。
スマートフォンで調べると今、立っている場所も
地震で大きな被害を受けている写真が出てきました。
メンバーにも見せましたが、まだ10代の彼らの記憶には
この震災は頭にないようで驚いていました。
三ノ宮の美しいクリスマスイルミネーションは
10年間、一生懸命復興に取り組んだ人々の努力の結晶でもあるようです。
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