花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

南部の柿の物語

2016年12月12日 | 学校
冬の農場は作物がなく歩いてみても寂しいものです。
するとこんな面白いものを見つけました。
これは妙丹柿の干し柿作り。
青いネットに入れて干しているようです。
妙丹柿は南部の殿様が他の県から持ってきたのが
広まったといわれています!
しかし残念ながら渋柿。
したがって昔から干し柿にしなければ食べられませんでした。
でも数年前、チームは光による渋抜き法を発見、
さらに真空パックによる渋抜き法も考案しました。
その後、生物工学班によって魔法の温度と時間が確立され
現在は地元の農業法人がこの技術をつかって
新しい妙丹柿のお菓子を開発しました。
試食しましたがとっても美味しくてびっくり。
機会があったらぜひ食べてみてください。
ホームページもとってもお洒落でいいですよ。
ご覧下さい。
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セミファイナリスト!

2016年12月12日 | 研究
先日、ある銀行の方が来校され、
チームフローラフォトニクスの3年生に賞状を届けてくださいました。
実は3年生、この銀行主催のビジネスプランコンテストに応募していたのです。
結果は残念ながら東大で行われる決勝に出場できる10校には入りませんでしたが
11〜20位ということでセミファイナリスト賞をいただいたのです。
決勝進出ならずでちょっぴり残念な3年生ですが、なぜかみんな笑顔!
理由があります。この大会は全国からたくさんの高校が応募することで有名ですが
今年はなんと2662もの作品が集まったそうです。
チームのアイデアはそのベスト20。これは全体の0.75%にあたります。
これは宝くじに当たったぐらいすごいことで、みんな満足なのです。
さらに主催者された銀行の方は第1回大会の決勝審査出場から今年の第4回大会まで
連続して上入賞している名農は全国でも珍しい存在と話されていました。
名農のアイデアが全国でユニークと高く評価されているのも嬉しいことです。
今回の提案は植物研究をしながら約2ケ月かけて自ら練り上げたもの。
もちろん自分たちの強みを発揮できる農業ネタ。
アドバイスこそすれ、自分たちだけで作ったプランが高く評価されたのですから
きっと大きな自信につながったと思います。
知らないうちにすごいチームになってきました。
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