花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

東へ西へ?

2016年12月31日 | 学校
先週、終業式を終えた名久井農業高校は現在冬休み中で
おそらく進学講習や部活動、アルバイトに精を出していることだと思います。
さてどの学校もそうだと思いますが、終業式には賞状伝達が行われます。
名農は10月に1度行っていますが、それからわずか2ヶ月で
約30枚もの新たな賞状を頂いたそうで、
ちょっと時間をかかえて校長先生から伝達が行われました。
その3分の1はチームフローラフォトニクス。
南極北極の受賞をはじめ、テクノ愛や東京ビッグサイトでいただいた
保全活動の表彰状などが含まれています。
これだけたくさん頂いたのですが、なぜか該当者は3年生ばかり!
2年のメンバーはわずか1枚しかありませんでした。
しかしこの傾向は毎年同じなのです。
やはり研究活動となると1年目で評価されるほどの
成果をあげるのは難しいもの。
毎年新聞をにぎわしますが、いずれもチームのメンバーが
2年かけて取り組んだものが受賞していることがよくわかります。
おかげさまで今年の遠征はすべて無事終了しましたが
新年早々、2つの大会に出場することが決まっています。
ひとつは1年生のフローラJr.、もうひとつは2年のメンバー。
日本を東へ西へと駆け回るチームにも静かに世代交代が始まっています。
本日をもって2016年の活動も千秋楽。
2017年もよろしくお願いいたします。
それでは良いお年を。
コメント

有終の美!!

2016年12月31日 | 研究
高校最後のプロジェクト発表会。
結果発表を聞いてみんなびっくり。
なんとエントリーした4チームすべて入賞したのです。
昔、農業クラブはABCの3区に分かれていました。
それがいつしか食糧、環境、文化生活の3つに名を変え
さらに今年度からⅠ類、Ⅱ類、Ⅲ類となりました。
チームはⅠ類とⅡ類にそれぞれ2チームずつエントリーしましたが
嬉しいことにそれぞれで最優秀、優秀に選ばれました。
自分だけの力で発表したので
おそらく今まで以上に感無量だったはず。
有終の美を飾った3年生、本当におめでとうございます!
でもそれ以上にすごかったのがⅢ類で最優秀、
さらに名農グランプリを受賞した園芸科学科の研究班。
地域に密着した農村文化伝承の研究は
とてもチームの真似できる代物ではありません。
これぞ農クのプロジェクト発表という素晴らしい内容でした。
このように切磋琢磨しながら名農のプロジェクトは進化していくのです。
さて大規模校でなかなか全員発表することはできないという
問題点が先日あげましたが、それを可能にさせるのがポスター発表。
ステージで口頭発表できない人だけ別会場で行うと全員参加出来ます。
また前日に校内でポスター発表を行い、
校外の発表会当日に表彰するという方法もできます。
学校によって事情はさまざまですが、要は全員に発表の機会を提供すること。
知恵をしぼりたいものです。
コメント