
これはラッキョウ。砂漠の砂を使って3年生が育てたものです。
土が堅くしまっているため、ハンマーで土を割って収穫しましたが
まるで化石の発掘。とても作物の収穫作業ではありませんでした。
さてこの砂丘ラッキョウならぬ砂漠ラッキョウ、
根が赤い砂がついているので砂漠育ちだというのはわかりますが、
肝心の肥大具合はどうでしょう。結果はやはり想像どおり。
培養土で育てたものに比べ、ひとまわり小さいのです。
これだけ堅いので心配はしていましたが、3連続失敗はショックです。
植えた時は風に舞うほどサラサラなのに、
水を加えるとこんなに堅くなる土など見たことがありません。
地球には山ほどある砂漠の砂ですが、あまりに微細でコンクリートの
骨材にもなりません。そこで栽培してみようと果敢に挑んだFLORAですが
今回も失敗。これで3度目。一筋縄ではいかないようです。
さて土がかたい場合の漢字は、「硬い」「固い」ではなく「堅い」。
土という部首がついていますが、
これは神様に捧げる柱状にかためた土の意味だそうです。
砂漠の砂がこんなに堅くなるなんて、神様だって知らなかったかもしれません。
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