花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

冬が来る前に!

2016年12月14日 | 研究
小石から緑の葉を伸ばしている植物。
いったい何かわかりますか。
これは青森県特産のニンニク。
それも有名な田子町のものです。
ニンニクは秋に畑に植えます。
植えてしばらくするとこのように葉が出てくるのですが
途中で 雪が降ってくるので、雪の下で春を待つことになります。
収穫は翌年の初夏と栽培は長丁場になりますが
チームは何もこのプランターで夏まで育てるつもりはありません。
なんとこの葉を食べようというのです!
ニンニクは地下部を食べますが、中国では茎も食べます。
しかし地元ではこのようにクズニンニクを植えて
出てきた若葉をニラのようにして食べます。
確か昔「スタミナグリーン」という名で人気でしたが
手間がかかるため今ではお目にかかることはなくなりました。
しかしニンニクは体に良い作物。
そこでチームはもう一度スタミナグリーンに着目するとともに
アイデアで付加価値をさらにつけようと研究しています。
予定では今週末には収穫、そして分析にまわされます。
待望の冬休みの足音が近づいてきました。
休みになる前に決着をつけたい。
そんな2年生です。
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ドーム栽培

2016年12月14日 | 研究
これはチームの2年生が研究しているもの。
プランターの上に透明なドームが被されています。
またプランターの中は土ではなく小さな小石。
礫耕栽培といい、中に養液が入っている養液栽培の一種です!
こんなドームと礫耕の組み合わせは見たことないと思います。
実はこのドーム、フローラジュニアの1年生が栽培していた
ナメコ栽培キットの付属品なのです。
冬に突入した南部町でまだ無加温栽培しているチーム。
なんとかしなくてはと思い、こんなドームを被せてみました。
その成果もあり、なかから芽が出てきました。
ヒヤシンスではありません。
ではいったいこれは何を育てているのでしょう。
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