花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

豆ナメコ?発生

2016年12月11日 | 研究
ナメコを育てているフローラJr.。
順調に成長してすでに2区の収穫を済ませています。
ところがちょっと実験した区では異変発生。
なんとも小さなナメコが出てきたのです。
気温が低くなったこともあり成長が遅いのは確かですが
どうもこの小さなナメコは明らかに他の区と
姿形が違うような気がします。
実験内容はまだ公開できませんが
なんとなくこんな姿になった理由も想像できます!
1年生のジュニアはこれをどのように推測するのでしょう。
これからまとめに入りますが、今から楽しみです。
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園芸科学科と保育士

2016年12月11日 | 園芸科学科
最も名久井農業高校らしい学科といえば園芸科学科。
対象とする作物はリンゴやブドウなどの果樹、
そしてシクラメンなどの美しい草花たちです。
もちろん簡単な家庭菜園や食品加工についても学びます。
それ以上に人気なのは地域の子供達への農業体験指導。
名農には年間1000名以上の保育園児や小学生たちが
リンゴの栽培やジャム作りのため来校します。
そんな子供たちに指導するのが主に園芸科学科なのです。
どうのようにすれば分かりやすく伝えられるのか。
そして自然や農業の素晴らしさを感じてもらえるのか。
自分たちで考え、そして簡単な指導案を作って指導にあたります。
まさに教育実習ではありませんか!
これには理由があります。
園芸科学科には将来、花屋さんはもちろん、
保育士や福祉士、看護師を目指す1年生がたくさん入ってきます。
なかでも保育士を目指す人にとってこの農業指導という名の教育実習は
とても貴重で有意義な学習となるからです。
なぜなら保育園や幼稚園では必ず子供たちに
草花や野菜の栽培をさせ、生命や生き物のついて学ばせますが
高校時代、このような経験を何度もした名農生は
保育士になっても困ることはありません。
むしろこれが特技となって勤めてからとても重宝されるといいます。
これは福祉士になっても同じでたくさんの卒業生が地域で活躍しています。
また地域に密着した活動を突き詰めて
地元の役場に就職する人もいました。
このように農業高校で学んだ経験を社会で役立てる人が多い
園芸科学科こそ、最も名久井農業高校らしい学科なのです。
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