花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

電気ショックだ!

2016年12月29日 | 研究
こちらのナメコをご覧下さい。
普通、キノコは菌かきした培地表面に多く出るのですが
このナメコの発生の仕方はちょっと変わっています。
なんと培地の縁を始めとし、いろいろな場所に
無数に発生しているのです。
実はこのナメコの発生処理はひと工夫加えてます。
なんと電気ショックを与えているのです。
与え方もユニークで光だったり音楽だったりと様々です。
光と音楽で電気ショック?
そんなこと出来るのかとお思いでしょう!
どうせよく音楽を流すと野菜の生育が良くなるという
科学のようで科学でない疑似科学だと疑う方も多いと思いますが
1年生はこの現象を科学的に解明しようとしているのです。
まだ研究途中なので詳しくは分析発表できませんが
おそらく培地全体に流れた電気がさまざまな方向に
ナメコを発生させているのだと思います。
さらに刺激から発生までの時間が
電気ショックの方があきらかに短いのです。
フローラJr.はこんな不思議でユニークな研究などを
1月8日(日)に東京は学芸大学において発表する予定です。
どうぞお楽しみに。
コメント

こんにちは赤ちゃん

2016年12月29日 | 研究
チームの1年生が取り組んでいるナメコ研究。
年末となり、いよいよ発生し始めました。
これが普通に栽培したもの。
小さな赤ちゃんが地面から
顔をあちこちに出し始めています。
キノコの菌床栽培では、菌糸がオガクズなどの培地に十分繁殖したら
培地の表面をきれいにかきとってしまう「菌かき」という
発生処理をするのが一般的です。
なぜならこの作業により菌糸が切れ、
その物理的な刺激によりキノコが発生するからです!
このナメコも菌かきをして発生を促しました。
しかしこれだけでは研究になりません。
では1年生がとった新しい発生処理とはなんでしょう。
次の写真をご覧下さい。
コメント