花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

人の振り見て

2022年06月20日 | 研究
トマトの節水栽培に取り組んでいる3年生のフローラハンターズ。
研究を開始して2ヶ月が経ち、区の設定などに改善すべき点が見つかってきました。
しかし今更振り出しに戻るわけには行きません。
また彼らには来年はありません。
でも大丈夫。遅れて始めた1年生のJr.が区を変えてスタートしたのです。
よく末っ子は子どもの頃から兄や姉の行動をよく観察しているので
何をしたら親に怒られるのかなどを知っていて
要領よく振る舞うことができる人が多いといわれます。
今回のJr.は研究班の中では末っ子。つまり先輩のミスを横目で見て
いざ自分がやる時は、ちゃっかり改善する要領の良さを持っているのです。
でも先輩は怒ったりしません。
自分たちだって改善した区のデータが欲しいからです。
持ちつ持たれずの関係でお互い研究をカバーリングしながらゴールに向かっています。
さて今日の午後は、本来は課題研究ですが
木曜日から開催される農業クラブの壮行式のためなくなりました。
フローラハンターズも6名中5名が県大会出場。
研究発表とはまったく別な部門、別な仲間、別な指導者のもと県優勝を狙います。
したがって活動したくても金曜日までは誰もいません。
しばし開店休業。ところで今日の壮行式でどんな発表をしてくれるのでしょう。
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花を学ぶなら

2022年06月20日 | 環境システム科
園芸科学科がこの春をもって閉科しました。
園芸科学科といえば花。学習範囲は広く、栽培やガーデニングの他
押し花やフラワーアレンジメントなどの活用法、
さらにフラワー装飾技能士という国家試験の受験まで扱うので人気でした。
さて園芸科学科がなくなった今、この人気の草花は学べないのでしょうか。
大丈夫。環境システム科できちんと学べることになりました。
さらに個人の興味で深く学べる課題研究にも草花班ができました。
さて園芸実験室で見つけたこのフラワーアレンジは、今週開催される農業クラブ
県大会のフラワーアレンジ部門に出場する生徒の練習作品ではないでしょうか。
身につけた技術を他者と比較しながら確認できるこんな競技まで参加できます。
思う存分、花いっぱいの学習を楽しんでください。
かつて園芸科学科への入学してきた1年生の多くが
花に携わる仕事がしたいという人でした。
花屋さんはもちろんですが、保育士や介護士も現場で
花や野菜を育てることがあるためで
そのノウハウをもっている園芸科学科の卒業生は地域で力になっています。
さらにプロのデザイナーになった男性の方もいて東京で活躍されています。
そういえば草花班だったTEAM FLORA PHOTONICSもキクやバラの育種、
草花を使った水質浄化や水上ガーデニングに取り組んでいました。
卒業生でも花屋さんになったり、花の研究で筑波大学に入った女子もいました。
かつて銀座の花屋さんに勤めていたフローラの先輩が
日本ストックホルム青少年水大賞で日本代表となったことを知って
それはそれは素敵なフラワーアレンジメントを届けてくださったことがあります。
第一戦で活躍できる卓越した技術とセンス。
中学生の皆さん、花を学びに環境システム科にきませんか。
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