花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

スタジオ・フローラ

2022年06月19日 | 研究
ご覧ください。土肥実験室にグリーンの布が張られました。
これはクロマキー撮影のためのグリーンバック。
この布の前で撮影すると、編集過程で背景を透明にでき
自分の好きな画像や動画に差し替えることができます。
昔は高等技術でしたが、今はスマホでもできるようになりました。
さてこのグリーンバックを設営しているのはフローラの男子。
実は水の国際大会に出場する女子が製作する
研究紹介ビデオの撮影を手伝っているのです。
結成して14年。今までも大会に求められいろいろな作品を作ってきた環境班。
こんな大掛かりな機材まで持っているんです。
これに大型LEDライトを点灯したらもうスタジオ。
ちょっとしたユーチューバーには負けない設備です。
今回は出演する女子メンバーが撮影から編集まで一人でこなします。
つまり主演兼監督。しかし気になるのがその内容。
シリアスなのか、コメディーなのか、
はたまたホラーになってしまうのか興味津々です。
いつもそうですが作品を作った人は、いつのまにか内容のポイントが整理されます。
これから国際大会に臨む彼女たちにとってこれは良いことです。
ALT(外国語指導助手)や英語の先生からも指導を受けたとのこと、
しばらくお任せしたいと思います。さて今週は農業クラブの県大会。
農業クラブ役員でもある彼女たちは忙しくなるので、その前に終わらせようと
2週間前から毎日取り組みましたが、水大賞の表彰式もあり気がついたら
もう締め切りの週。主演女優賞、監督賞はもちろんですが
編集賞も目指して頑張って欲しいものです。
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逞しさ

2022年06月19日 | 学校
全国有数のサクランボ産地の南部町。
名農でも早生種のサクランボの収穫が始まりました。
赤くて小さな可愛い果実ですが、日持ちがしないこともあり高級品。
大粒のジュノハートは1粒で1000円もしています。
そんなお宝ですが、このように割れてしまうことがよくあります。
理由は雨。水分を吸収しすぎてミニトマトと同じように
サクランボの薄い皮が割れてしまうのです。こうなると商品価値がなくなります。
したがってサクランボ農家は樹木全体を覆う巨大なテントのような
ビニールハウスを設置しています。しかし全ての樹木を覆うわけにもいかず、
どうしても割れたサクランボが一定量発生してしまいます。
南部町もこのところ雨模様。このサクランボもきっと雨で
割れてしまったのだと思われます。
ところが泣き寝入りしないのが農家のたくましさ。
先日、関東でもヒョウが降り、農産物に被害を与えましたが
それを隠さず事情を表示して販売したところ、
たくさんの方が支援のつもりで購入されたといいます。
サクランボだって同じ。格安で販売したところ売れたそうです。
高級な大粒サクランボ1個より割れたサクランボ30個の方がお得かもしれません。
さあいよいよ本格的な収穫が始まります。しかし不安要素があります。
実は今週、農業クラブの県大会のため火曜日から1週間授業がありません。
それが終わるとまもなく期末考査。
収穫をする生徒がいなく人手不足の農場。心配です。
ニュースでは南部町では大粒の高級品種ジュノハートの収穫が
今週から始まると伝えています。
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