花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

青森相撲王国探訪記

2022年06月03日 | 環境システム科
これは名久井農業高校のグラウンドの東側に建つ土俵。
名農にはかつて相撲部があり強かったそうですが、今はもうありません。
この土俵だけが当時の面影を残しています。
しかし環境研究班はこの土俵にとてもお世話になっています。
ひとつは2020年の三和土。世界に紹介するのに利用させてもらいました。
もうひとつは2017年の観光甲子園。毎年、神戸で開催される大会で
地元観光のプランを競います。環境システム科のビジネス類型に所属していた
当時のTEAM FLORA PHOTONICS。毎年、ビジネス系のコンクールに応募しては
楽しんでいました。この年披露したのは「青森相撲王国探訪記」。
県内に各地にある土俵を巡り歴史を学んだり、お隣の名門三本木農業高校相撲部で
相撲とちゃんこ体験、夜は相撲甚句などたくさんの有名力士を輩出した
相撲王国青森ならでは体験プランを提案しました。
するとこれがまた大受け。なんと1位である観光庁長官賞を受賞しました。
こんな風にとてもお世話になっているのです。
さて先日、大相撲夏場所が照ノ富士の優勝で幕を閉じました。
注目したいのは十両で優勝した錦富士。実は三本木農業高校のOBです。
というか阿武咲と三農で同期。こんな強い力士が二人もいるんですから強いはずです。
名農には相撲部がもうありませんが、
同じ青森県の農業高校の仲間として応援しています。
今日は青森県高校総合体育大会の開会式です。
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チャレンジハウス

2022年06月03日 | 環境システム科
久しぶりに環境システム科のチャレンジ温室にやってきました。
とはいってもこの名称を知っている人はもう誰もいないと思います。
なぜなら環境システム科を立ち上げる際、
農業と工業を融合させるという学科の目的を達成するうえで
どうしてもこの特殊温室が必要となりました。
そこで県や学校のみなさんに説明する際に
立ち上げスタッフが使っていた愛称だからです。
当時のスタッフはもう異動されて誰もいません。
したがって残念ながら、もうこの名称が使われることもないかもしれません。
この「チャレンジ」という名称にはいくつか意味があります。
まずひとつは学校設定科目「起業チャレンジ」専用に設計された温室だから。
小さい温室にそれぞれ独立して制御できる3つの水耕システム。
世の中にこんな贅沢な水耕栽培温室はありません。
もうひとつは「みんなで協力して農工融合に挑戦しよう」と
名農の先生方に向けてスタッフが発信したメッセージが込められているから。。
学科改編によって農業高校と工業高校が一緒になった学校は世の中にいくつかあります。
しかしその多くは、農と工の考え方がかなり違うので交わることはありません。
そんな課題を指導者と生徒のアイデアで乗り越え
他に類を見ない成功モデルを作ろうという強いメッセージが感じられます。
そのシンボルが起業チャレンジなのです。
そういえば先日、地球環境大賞の特番取材で名農の授業を見学されたカメラクルーが
「起業チャレンジ」はとても面白い科目だと感心していました。
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