BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

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借りぐらしのアリエッティ

2010-07-28 23:27:24 | 映画・TV・観劇
スタジオジブリの新作「借りぐらしのアリエッティ」を先週見てきました。
ある古い日本家屋に住む小人族の少女の名前がアリエッティ。
なぜ日本に住む小人の名前が西洋風なのか?(洋子でも春江でもいいではないか)
と疑問に思うことはありましたが、原作はイギリスが舞台のようですね。
原作も読んでみたいです。
アリエッティが住むお屋敷は西洋風でとても素敵な田舎の別荘みたいでした。
この館は平川市にある盛美園がモデルになったと言われています。
お庭の緑も美しく、なぜか「となりのトトロ」を思い出しました。
盛美園は一度行ったことがありますが、家から近いしまたそのうち行ってみようと思います。

ストーリーは、主人公アリエッティが館に越してきた病気の少年に姿を見られてしまう。
「人間には決して姿を見られてはいけない」・・・それがアリエッティ達小人族の決まりです。
それを自分が初めての「借り(狩り)」の時に見つかってしまうなんて、、、いやそうじゃなく、昼間に少年が来たばっかりの時にすでに姿を見られていたんですね。
アリエッティ家族は引っ越しを迫られます。
絵が可愛くてキャラクターも魅力的なのに、お話が短くてびっくり。
あれ?もうちょっと何かエピソードがあっても良かったのでは?と思ってしまった。
面白かったんですけどね、ちょっと物足りない気もした。
禁じられてるとはいえ、もうちょっと少年とアリエッティの交流があってもよかったのに。
少年はその後手術はうまくいったのか?とか、気になります。
でもまぁ、アリエッティとの出会いによって少年が生きていく勇気をもらったということでしょうね。
あと「借りぐらし」ぶりが面白かったです。
小人たちはどのような所で暮らしているのか、借りとはどんなことか?
小人の目から見た人間社会や自然など、少し見方を変えると世の中はこういう風に映るんだーと感心しています。
アリエッティのような小人族・・・どこかに居てもおかしくはなく、小人には限らず小さな生き物の目から見た人間の生活というものを考えさせてくれる話です。
相変わらずジブリの女の子はかわいいですね。
次回は少年を主人公にした作品を期待します!!

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