味喜や

旦那さんが「吉田類の酒場放浪記」を最近よく見るので、それを見ていると無性に居酒屋に行きたくなる。
酒の肴料理ってなんであんなにおいしく見えるんだー。
いつも行こう行こうと話していて、やっと私の歯の具合が落ち着いたので土曜日に仕事終わってから行ってまいりました。
何となく居酒屋へは週末に行きたい感じ。
でもお酒は全く二人とも飲めないのだけど。
郷土料理の店と迷ったけど、弘前の居酒屋ならみんな居酒屋でしょ。。。ということでキリタンポがウリの（どちらかと言えば秋田ですね）「味喜や」に行ってきた。
たしか前に友人と言ったときおいしかったんだよね。
中に入るとカウンターと小あがりの座敷がいくつか。
テレビでは野球中継が流れていて、早々と飲んでる一人客がカウンターで酒の肴にテレビを見てる。
いいねー、この雰囲気。
メニューと本日のおすすめの看板からいくつか注文してみました。

まず運ばれてきたのが冷奴。
ただの冷奴ではなく、「黒石の奥瀬商店のうんめぇ～豆腐」なんです。
冷奴にしては420円なんですごく高いと思うのですが、その価値十分にある。
食べた瞬間そのうまさにたまげました。
世の中こんなにうまい豆腐があるのか？
いや、この味はほんとに豆腐なのか？
なんとクリーミーな味なのか。
でも確かに味は濃厚な豆腐の味でまるでケーキのよう（その辺のケーキよりもうまい）。
あっという間に平らげてしまって、、、
いつか奥瀬商店で本物を買ってかえりたいです。

次が定番の「昔ながらのハムカツ」に今が旬の「嶽きみのてんぷら」。
ハムカツは薄くて食べやすいです。
桜まつりシーズン以外に嶽きみのてんぷらが食べられるとは地元ならでは。
相変わらず甘みが強くて、塩でいただくと甘みと塩味が合うのでおいしぃ。

津軽の郷土料理の定番の貝焼き味噌です。
旦那さんは初めて食べるので「うまいうまい」言ってました。
私も久々なんでうまかったなぁー。
それとニンニクの丸上げ！
ホクホクの中身を取り出して、味噌に着けて食べます。
これがまたおいしぃのです。
なかなかにんにく丸ごと食べるってないのですが、青森はにんにくの産地なんで嬉しい限り。
これで仕事の疲れも取れるといいな！
食べたいメニューはたくさんあったけど、けっこうこれでお腹いっぱいになってしまいました。
他にも焼き魚やお刺身、茗荷の田楽などの季節料理も盛りだくさん。
冬はキリタンポはもちろんのこと牡蠣鍋などの鍋料理もあるみたいなのでまた来たい！
その時はまたあの奥瀬商店の冷奴を食べなくては。
〇味喜や　弘前市城東中央４